内容説明
保守主義を標榜する政治学者、ユーチューバーとして活躍する著者が、左翼リベラルが推進する過激なフェミニズム、エコファシズム、国家・皇室解体論、歴史実証主義などの源流を解き明かし、国を愛する真っ当な日本人にとって危険なその思想の正体に迫る。「LGBT問題とフェミニズム」「日本にとって国家とは、歴史とは何か」「日本が誇るべき皇室の存在」など。
目次
第一章 日本が最も誇るべきは皇室の存在
――天皇が姓を持たない深い理由
第二章 国家にとって歴史とは何か
――国民を作るのはその国の歴史である
第三章 日本を国家たらしめたものは何か
――歴史実証主義は愚かなり
第四章 フェミニズムとLGBT法問題
――女性運動が行き着いたのは男も女もない社会
第五章 なぜエコロジーはマルクス主義と結びついたのか
――環境問題は打倒・資本主義の手札となった
第六章 憲法改正と核武装論は、なぜタブー視されてきたのか
――九条信仰と反核ファシズム
第七章 侮るな! 中国は日本人が思う以上の脅威である
――中国の共産主義者と日本の左翼は別物
第八章 私はなぜ特攻隊を尊敬するのか
――特攻隊を「無駄死」と言う人たちの愚かさ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
軍縮地球市民shinshin
9
政治学者・岩田温の最新評論集。本書の論点は多岐にわたっているが、中でも記憶に残っているのはフェミニズムの章だ。フェミニズムは当初、不当な男性からの圧力に抗し、「男女平等」を主張した運動であったが、後に既存の「男性優位社会」を破壊するという社会破壊の思想に変貌してしまった。この社会破壊はマルクス主義の階級闘争と結びつき、家父長制打倒へと「進化」していく。だから現代のフェミニストはファシストみたいに一方的な思想しか主張しないのだ。岩田氏は「男女平等」のフェミニズムには賛成だが、社会破壊のフェミニズムは受け入れ2025/10/11
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