内容説明
堂場瞬一 犯罪小説集!
「今日、自分の人生は変わってしまった。先の見えない日々が始まってしまった。」――通り魔・殺人・資金洗浄・特高の罪・迷惑運転・泥棒・毒親・掏摸・盗撮・選挙違反・復讐・子どもの罪……辿り着く先は後悔か、それとも解放か? 発行部数は世界累計1400万部! 2025年末に著書発売累計200冊を達成予定の堂場瞬一が<犯罪者>の視点で描く、犯罪小説集の傑作!
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【目次】
●褒められた男(通り魔)
●ある後悔(殺人)
●バイアス(資金洗浄)
●暗い復讐(特高の罪)
●連鎖反応(迷惑運転)
●家業(泥棒)
●推さない(毒親)
●コンビ(掏摸)
●神の手(盗撮)
●再起の日(選挙違反)
●逆襲(復讐)
●消えない目(子どもの罪)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
193
犯罪者を主人公にした12短編集。今そこにある罪。世の中の仕組みがフラット化したためか、善と悪の壁も低くなり、日常に潜む罪にもコンビニのようなお手軽感がある。そんな世相を反映したかのような罪の連発が後味悪く描かれています。2025/10/26
starbro
170
堂場 瞬一は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 本書は、罪深き犯罪小説短編集、オススメは、「褒められた男」&「再起の日」&「消えない目」です。 https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309032290/2025/10/23
いつでも母さん
134
堂場さんが紡ぐ「隣人の罪」短編12罪!これは絶対に罪!って憤るものから、これもかぁ・・だったり、ちょっと私にはわからないんですけどや、仕方ないよねもある。いや、駄目ですから~罪は罪なのよ。どの罪が一番お気に入り?(だから、ダメですって罪ですから・・汗)2025/10/22
タイ子
83
12作品たっぷり読める読み切り短編集。タイトル通り、罪を犯す人、すなわち主人公はみんな犯罪者。だから面白い。通り魔、殺人、マネーロンダリング、特高警察、あおり運転、泥棒、毒親、電車内での掏摸、盗撮、選挙違反、復讐、子供の罪。それぞれの形が違うように、時代によっても背景や罪の犯し方が変わってくる。犯した罪の隣に罪がある。時には犯罪者側から読むのも一興かも。雑誌「スピン」にて連載が続いているようなので1年後にまた単行本にて読めるのが楽しみ。2025/11/07
ケンイチミズバ
71
いろんな罪の短編集。パッシングを受けただけで男は過剰反応し神経を高ぶらせる。相手は若いくせに旧タイプとは言えベンツ、助手席には若い女性。それだけで苛立ち、自分のSUVのスペックと運転技術を見せつける、煽りを始める。助手席の妻も男の性格を分かっていていさめようとするが。少しの我慢ができない人間が増えストレスを誰彼構わずぶつけようとする。だから自分自身もいずれ同じ目に遭うのがストレスリレーだな。私は慎重派なので時々嫁さんがイラついて横から口出ししてくる。ああもうと言われて、路肩に寄せてドライバー交代。(笑)2025/10/14
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