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内容説明
悲劇の夫婦神の謎を暴く! イザナキとイザナミは日本を生んだ始祖であるにもかかわらず、目立たない神だ。アマテラスやスサノヲに比べて、祀る神社や伝承地は少ない。なぜ偉大な夫婦神は虐げられたのか? 背景には、『日本書紀』を編纂した藤原不比等を中心とした藤原氏の政治的思惑があった――。国生み神話、イザナキとイザナミの名前の由来、アマテラスやスサノヲとの関係を読み解き、悲劇の夫婦神の謎を暴く! ■本書の要点 ●イザナキとイザナミは敗者を象徴する悲劇の神 ●『日本書紀』は藤原不比等の政治的思惑による神話 ●イザナキは「誘う」神か、「いざ、凪」の神か ●イザナミはスサノヲと強い絆で結ばれている ●イザナキとイザナミは熊野との関係が深い ●合理主義の一神教、自然で偽りのない多神教 ■目次 ●第一章:イザナキ・イザナミの不思議と国生み神話の謎 ●第二章:ヤマト建国の考古学とイザナキ・イザナミ神話 ●第三章:イザナミと黄泉国と出雲と熊野 ●第四章:イザナキとイザナミの正体
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴木拓
18
日本書紀を藤原不比等が政治的な意図で編纂したという前提で、古事記がそれを正そうとしたものとして捉えるというスタンスがあることを知り、とても面白く読んだ。当時の日本の情勢やそれまでの歴史を踏まえ、神話の世界が権力争いを写しているのではないかと考えるのは自然のような気がしてきた。多くの神を生んだイザナキとイザナミについて考察することで、ヤマト建国から大化の改新に至る歴史を想像すると、日本書紀と古事記の不整合についても説明がつくということか。日本人として、きちんと勉強したい部分だと感じた。2026/01/02
イシカミハサミ
17
日本列島の創世神話の主役でありながら、 どこか存在感の希薄なイザナキとイザナミ。 「日本書紀」に記されている以上、 やはり抹殺された歴史の事実が隠されているのではないか。 なぜ国生みは淡路島からはじまったのか。 イザナキ・イザナミと熊野の地の関係は。 イザナキ・イザナミの名前の由来はなに。 古代における 天香具山がもつ意味を より詳しく知ることができる1冊。2025/10/19
mercury
2
何故、イザナキとイザナミは日本を産んだ後の存在感が薄いのか?日本書紀を編纂した藤原氏の政治的思惑のためであり、古事記にはそれに抵抗する記述もあるということらしい。こういう本を読むのは初めてなので、古代史ってこんな研究をしているのかと興味深くはあったが、あまりにも知識が無いためほとんどついてゆけない。せめて地名や人名は総ルビにして欲しい。古事記は稗田阿礼(ひだのあれい)と太安万侶(おおのやすまろ)によって編纂されたとされている。それを描いた漫画をまた読みたくなった。でも、タイトルを思い出せない(泣)2026/01/11
snowbird
1
Audible にて2025/12/04
Teo
1
どうなんだろうなあ。確かにイザナギとイザナミはポロっと出て来て神を産んで黄泉の国の話があって、それで終わり?ただの人間と同じでは?みたいな扱いは感じてはいたけど、かと言って歴史を書き換える為の内容と言われるのもどうかと。古代史のいつもの事だが。緯度が同じ場所と言うのも、当時そんな事を気にしたのか?とか。2025/11/19
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