内容説明
物心がつき周囲を見渡すと、そこは壮絶な戦時下だった――。疎開先の先生や友人、汽車の中で出会った兵隊さん、戦闘機の窓越しに見た米兵の顔……人々は少年の前を通り過ぎていく。戦争という抗えない渦の中で子どもたちは何を感じ、どのように生き抜いたのか? 戦後80年の節目に、88歳の工学博士が戦争の記憶と戦中・戦後の日本社会の変遷、そして未来への願いを綴る。様々な人との出会い、経験を通して逞しく成長する姿を描いた表題作「小学生のぼくが見た太平洋戦争」。戦後の社会変遷や問題を考察した「太平洋戦争の時代を生きた少年の戦後80年」。金次郎像を通して移り変わる価値観を考える「二宮尊徳と国の盛衰」。戦争の悲惨さだけでなく、友情や家族の絆の大切さを伝えるエッセイ3編。MIXI創業者・笠原健治氏が巻末に「発刊によせて」を寄稿。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
12
克明な戦争体験から戦後まで、体験談としての肉声が響いてきました。2025/12/09
ヤバ
1
筆者の父親が、幼少期に経験した戦時、戦後の話。当時の苦労と生活と楽しみが語られている。 戦争は悲しみしか生まないが、当時の子どもたちの様子は生き生きしていると感じた。当時と現在の比較も語られている。現在社会の問題なども、考えさせられた。2026/05/30
愛奈マナ
0
子ども時代の戦争体験を綴った本。個人的な記憶や感想も多い。日々の中で楽しみを見つけ、子どもらしく無邪気に遊んでいたこと、戦時中は食糧不足とは無縁だったことなども綴られる。戦後の方が食糧難だったとは。本当に戦争って何だったんだろうと改めて思う。戦争なんかもうしない。2026/01/11




