内容説明
都内の公立高校に通う原田由香は、ダンス部のエースとして活躍する17歳の高校生。彼女はある日、学校の帰り道で交通事故に遭い、突発性難聴となってしまう。交錯する絶望、葛藤、希望。そして音楽とダンスをこよなく愛する女子高校生が、聞こえと引き換えに手に入れたものとは――。
突然、「音」を奪われた主人公と、両親、恋人、友人、それぞれの心情を、リアルな描写とけれんのない筆致で書き上げた青春群像劇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ナミのママ
76
交通事故で耳が聞こえなくなった高校生の由香。ダンス部のエースだった。感音性難聴、初めは少し聞こえていた音が消えてしまった。これは周囲の人たちの戸惑いとともに、由香が新しい道を歩み始めるまでの物語。読み始めは、由香と母親の裕子の視点がくるくると変わりブツ切れされているようで読みにくかった。前半は、由香よりも母親の感情に重点が置かれている。予測できる内容ながら中盤からは一気に読ませる。温かな内容なだけに書き慣れていないのか、運びがスムーズでなく、そこが残念だった。2025/09/28
つなみ
1
びっくりするくらい一気読み。 中途失聴とダンスとアイデンティティ、人との関わり、2025/09/13
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