内容説明
電子版は本文中の写真を多数カラー写真に差し替えて掲載。
宮部みゆきをワクワクさせた本、154冊を一挙公開! 情報量はたっぷりありながら、1冊あたり新書判の見開きで読ませるコンパクトさが魅力の1冊。
国内外の話題のミステリから、海外ノンフィクション・社会時評など時代を映す作品、猫や俳句など趣味の本、絵本・イラストのビジュアル本まで――。作家のアンテナで選ばれたラインナップは幅広く、内容を紹介しながら書き手の体温を感じさせる書評は、作品の魅力が伝わると評価が高い。「今年の3冊」10年分の記録(2015年~2024年)、巻末の書き下ろしエッセイを収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
27
『本よみうり堂』第二弾。今回は2020年から2024年までに紹介された本が収録されている。前著でも感じたことだが、幅広いジャンルの本が紹介されていて、しかもそれが宮部の小説家としてのネタ探しや資料的読書を感じさせず、シンプルに彼女の読書欲の結果と思えるのが好感だ。ミステリ作家がミステリ作品を取り上げるのは当たり前の話で、しかし宮部は新人賞を受賞した作品など、若手の作品を積極的にチョイスしているように感じられるのもいい(実際、あとがきでそのことに触れ、その意図を説明している)。(つづく)2025/09/18
ハスゴン
21
いつも優しい感じの解説でミステリ以外も読んでみたくなります。 将来的に第三弾にも期待したいです。2025/09/26
Tanaka9999
15
2025年発行、中央公論新社の中公新書ラクレ。書評というか本の紹介だから、感想としてはなし。ただもう少し小説とか文芸作品系の紹介が多いといいな、とは思った。新聞の書評欄だし、他の書評委員が選んだ本とのバランスもあるんだろうから難しいのだろうか。2025/10/26
なりぶぅ
8
お恥ずかしながら宮部みゆきさんの著書はまだ読んだことがないのですが、お名前だけはよく存じていたのでどんな本を読まれるのか興味深く手に取りました。実際バラエティーに富んでいて既に読了している本も含まれていましたが、圧倒的に知らない本の方が多くて読んでみたいと思うものも沢山ありました。海外文学や新書は特に苦手ジャンルなのですが、宮部さんの書評を読むと何故か私でも読めるような気がしてくるから不思議。238頁の『犬が看取り、猫がおくる、幸せのホーム』は涙腺崩壊必至とのことですが添付写真を見ただけで既に泣けました。2025/11/07
まさ☆( ^ω^ )♬
8
本よみうり堂で2020年~2024年に紹介された154冊の書評が収録されている。併せて、「今年の3冊」十年分の記録(2015年~2024年)も収録。書評は見開き1冊の程よい短さが最高。短い書評の中でも、その本の面白いポイントをしっかりと紹介してくれているのが有難いし、宮部さん流石だと思う。読みたい本がまたもや大量に増えてしまった。。まさに嬉しい悲鳴。2025/09/19
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