内容説明
他者と出会い、社会のリアルにふれる
学校では、学ぶ機会がほとんどないけれど、本当は身近で大切な問題がある。「ジェンダー」、「貧困」、「不登校」、「障害」、「動物と人との関係」――よそごとが「自分ごと」になる5つの“授業”。
※本書は、大月書店刊『10代に届けたい5つの〝授業″』の電子書籍版です。
【著者】
生田武志
いくた・たけし
野宿者ネットワーク代表
山下耕平
やました・こうへい
NPO法人フォロ理事、「不登校新聞」元編集長
松岡千紘
吉野靫
貴戸理恵
目次
第1限 ジェンダーって、結局何なの? ……松岡千紘/吉野靫
第2限 わたしたちのまわりで広がる貧困――非正規雇用、生活保護、野宿……生田武志
第3限 不登校から学校の意味を考える……山下耕平/貴戸理恵
第4限 「自分ごと」として相模原事件を考える……野崎泰伸
第5限 わたしたちは動物たちとどう生きるか……生田武志/なかのまきこ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ナミのママ
72
「ジェンダー」「貧困」「不登校」「障害」「動物と人との関係」5つのテーマを学校の授業のように取り上げた一冊。知っているけどきちんと説明できない事ばかりだ。さらに「メディアで言葉だけを耳にし正確な意味がわかっていない」「文芸作品で片方のみ取り上げられ共感を誘導されている」と感じていたので社会問題を知る良いきっかけになった。各章の最後に詳しい関連図書の紹介も掲載。巻頭の目的に「子どもたちを加害者にしない」とある。日本では被害にあわない事を教える方に力を入れがちだが、こちらの方が大切だと思う。2024/05/22
おさと
4
10代じゃなくても届けて考える必要のあることばかり。2025/08/25
Pon
3
星32024/09/26
Miki Shimizu
2
ジェンダー、貧困、不登校、優生思想、動物の幸せについてそれぞれの著者が熱く語った本。十代に考えて欲しいテーマってことかなー。ぐぐっとこなかった。なんとなく。2024/05/30
いち
1
答えのない問題って、何回考えてもわからないけれど、何回も考えることに意義があると思う。 家畜動物について、聞くたびに減らそうと思うけれど、時間的にとか、健康的にとか、いつも戻ってしまう。無理なく減らせるように、ゆるゆると探っていこう。まずは豆料理のレパートリーを増やすことから。2024/04/21
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