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内容説明
日本企業の仕組みは、なぜ変わりにくいのか――。本書ではその理由を「三位一体の地位規範信仰」にあると分析する。三位一体の地位規範とは、無限定性(正社員総合職という働き方に代表される)、標準労働者、マッチョイズムを意味する。日本企業の仕組みと日本的雇用の在り方を変えるには、何が必要なのか。組織行動論、越境学習、キャリア形成の研究者が示す、人口減少・労働力不足の時代に必要な「10の提言」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
31
日本企業の仕組みはなぜ変わりにくいのか。その問題に「三位一体の地位規範信仰」という概念から切り込んだ1冊。無限定性・標準労働者・マッチョイズムが、長年にわたり企業文化の根幹を形成してきたことを丁寧に解き明かし、特に無限定総合職という働き方が、企業・労働者双方で当たり前になっていることを指摘していて、この「空気の仕組み」を可視化することで、これまで無意識に受け入れてきた働き方の問題点を浮き彫りにしていて、一方で人口減少・労働力不足という現代の課題に企業や労働組合、国や社会に対しての10の提言も良かったです。2025/10/07
Tαkαo Sαito
25
本屋で平積みされていたため、読了しました。文体が堅苦しく少し読み辛いですがそれでも、現代のこのハードモードで生きるのだけでも大変な日本で会社員で働く者として受け取れた示唆が多い本でした。日本ではどのように雇用が生まれて、雇用を元にどのように日本が発展してきたか、そしてどのようにして近年の衰退に至っているか、そしてその先私たちはどう働いて、生きるべきか、今は外資系に勤務しており満足はしていますが、改めて自分はどのように働いて今後生きていきたいかを考えさせられる本でした2025/10/05
まゆまゆ
15
批判が多い日本型雇用と働き方はなぜ変わらないか、を解説していく内容。1955年の生産性三原則である雇用維持、労使協調、成果の公正な配分が現在まで空気のように当たり前の前提になっていることが大きな原因。未だに標準労働者として正社員で職種や勤務地、時間も無限定で受容しながら仕事至上主義を貫く働き方は、まだまだ多いってことか。2025/10/23
ハッピー
3
2026年の1冊目はダ・ヴィンチの新刊情報で気になった人事に関する本.日本企業の仕組みが1950年代に成立したと考えるられる「三位一体の地位規範信仰」を基盤としている.無限定性,標準労働者,マッチョイズムに関しては会社員として働いてるとめちゃ感じます.企業ごとにどうするのか考えないといけないのは分かりますが,経営者層や人事系の社員が読むべきと考える1冊です.2026/01/02
wat0072007
3
第7章 変革の処方箋は読み応えがあった。ただ、何回も出てくる本書キーワード「三位一体の地位規範信仰」は何回見ても覚えられない。2025/12/01




