講談社文庫<br> 旅する小説

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講談社文庫
旅する小説

  • ISBN:9784065408582

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内容説明

さぁ、出かけよう! 「物語」という旅へ。

国境、日常、現実を飛び越え、行き先は無限大!
宮内悠介、藤井太洋、小川哲、深緑野分、森晶麿、石川宗生――。
最旬の作家たちが想像の翼を広げて誘う、魅惑のノベル・ジャーニー!


宮内悠介 「国境の子」
対馬から韓国まではわずか一時間。でも「ぼく」にはそれが遠かった。

藤井太洋 「月の高さ」
旅公演スタッフとして遠征中、あの日見た月が胸に去来する。

小川 哲 「ちょっとした奇跡」
自転が止まった地球。カティサーク号は、昼を追いかけ移動を続ける。

深緑野分 「水星号は移動する」
移動式の宿・水星。今日はどんなお客様と出会うのだろう?

森 晶麿 「グレーテルの帰還」
あの夏、最後の家族旅行での惨劇が、私の運命を大きく変えた――。

石川宗生 「シャカシャカ」
地表が突然シャッフルをはじめた!? 姉弟の生き残りをかけた旅が始まる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほんメモ(S.U.)

9
宮内悠介さん、小川哲さんの作品が読みたくて手に取ったのですが、小川哲さんの『ちょっとした奇跡』は以前読んだ小川さんの短編集『スメラミシング』で既に読んだ作品でした(先に出たのはこの「旅する小説」の単行本の方だと思う)。そこがちょっと残念だったのですが、もう一度読みたいと思っていた短編ではあったのでまあいいか。個人的には宮内悠介さんの『国境の子』が一番良かったです。旅をテーマにしたアンソロジーだと思うのですが、どれも確かに移動は伴っているけれど旅って感じじゃない気が…。6編ともなんとなくSFっぽかったです。2025/09/19

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