内容説明
探偵、容疑者、トリック、犯行動機……、すべての事件の影に「馬」があり! 田舎の乗馬クラブで起こった殺人事件。容疑者は、なんと馬のロック。本当にロックの犯行なのか腑に落ちない牧場の娘・陽子(マキバ子)に、突然、飼育している元競走馬のルイスが話しかけてきて、なんと事件の推理を始め出した――。小さな田舎町で起こる不可解な事件の数々に、元競走馬と女子高生のコンビが挑む連作ミステリ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
NAOAMI
12
元競走馬ルイスが引退後の余生を送る牧場でゆりかご探偵となって関西弁でしゃべりまくる。正確にいえば女子高生の陽子だけが聞き取れるという設定なのだが、読んでるこっちは漫才をみているかのような丁丁発止。ルイスの大したことない戦績を各章の冒頭これでもかと繰り返す。少しずつルイスへの評価が辛辣になってくる陽子の馴れ馴れしさもツボる。著者が大好きな超田舎エピソードも、ある種の世界観と呼べる偏屈さ。そこで起こる事件の実に狭くセコいことよ。新作を追うよに買って読まなくても?と思うのだが毎度手にとってしまう。馬鹿だな僕も笑2025/12/17
☆Ruy
11
タイトル、カバー見てなんだこれ?って思ったけど面白かった。関西弁の元競走馬のルイスの言う事は意外と真理。シリーズ化して欲しい。ちゃんとミステリーしてるしルイスとマキバ子ちゃんの掛け合いが楽しい。謎解きはディナーのあとでの東川篤哉先生の作品なので、ハズレはないから安心して楽しめた。サブタイトルがことわざを捻っているのも楽しい。2025/10/05
bayashi
11
執事が馬になっただけ、、ではなくちゃんと事件も馬がらみな短編集。意外としっかり面白かった。特に「馬も歩けば~」のふたつ。競馬の知識が本当にゼロだと苦しいかも。そういえば東川さんはあんまり回跨ぎするイメージなかったなあ。2025/10/06
たつや
8
設定はめちゃくちゃの様で、東川さんの作品は文章が読みやすいので、スラスラ読め、ファンタジーであろうと、荒唐無稽なギャグであれ、すんなり受け入れてしまう。馬が喋れば、そんな馬鹿なと言いたいが、言わない。何故なら、面白いから。2026/05/24
美月
6
函館大賞典(GⅢ)を勝った元競走馬ルイスと牧場の娘牧陽子。マキバ子ちゃんの不可解な事件を解決する物語。サラブレッドなのに色んな言葉を知ってるルイス。競馬が絡んでいて競馬好きな方は読んでて楽しいと思う。いや、むしろ読んでください。ほのぼのしてて楽に読めた。2026/04/17
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