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内容説明
「天下一統」の陰に、この男あり――。豊臣政権を支えつづけた羽柴(豊臣)秀長。兄・秀吉の名補佐役として、政権の構築と運営において調整力と実務能力を発揮。執政として外交交渉や軍事活動、戦後処理にまで深くかかわり、政権の安定に寄与した。最新研究と豊富な史料をもとに、一門衆としての立場や家族関係にも注目。信長・秀吉の時代を陰から動かしたもう一人の立役者に光を当て、知られざる実像を多角的に描き出す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
25
来年の大河ドラマの時代考証者が、豊臣政権を支え続け秀吉の野望を実現した秀長の激動の生涯を多角的に描き出した1冊。政権の構築と運営において調整力と実務能力を発揮し、執政として外交交渉や軍事活動、戦後処理にまで深く関わり政権の安定に寄与した秀長。最新研究と豊富な史料をもとに、秀長がどのような形で歴史に登場し関わってきたのか、生い立ちから父母や兄・姉・妹との関係について、秀長の妻や子供について、一門衆としての立場や家族関係にも注目して、複数の資料の記載を比較しながら丁寧に手堅く解説している1冊になっていました。2025/10/08
ようはん
20
図書館で借りた予習本としては2冊目。秀長が最初は信長の直臣であり最初の諱が長秀であるのは知っていたが、名乗っていた時期は小牧・長久手までなので秀長よりも長い。長秀の名は信長から一字を貰ったという考察であるが、それだけ期待されて重要な存在であったのだろうか想像が膨らむ。2025/12/13
MUNEKAZ
16
秀長の評伝なのだが、結局ほとんど織田政権や秀吉の事績紹介になっていて、あんまり秀長自身の姿は見えてこない。秀吉にとって秀長は成人した男性親族で実績も申し分なしと、自身の「分身」として戦争に外交に使い勝手のよい存在だったのだろうなぁと思う。「表の付き合いは全部秀長に」なんて人治の極みのようなガバガバ運用ができるのも、秀長の絶妙な立ち位置があってこそ。秀長の死、秀次事件、幼い秀頼、そして老いゆく秀吉自身と、豊臣政権の後半生は人に拠らない体制作りが急務となり、家康や三成らがキーマンとなっていく。2025/10/29
maito/まいと
15
来年の大河の影響もあって大注目の秀長。本人があまり記録を残していないから、秀長の本、と言いながらも織田家・秀吉周りの全体構造の本になるのはやむなしな気はする。秀長がいかに優れていたか、とかすごい業績、みたいなところはかなり読み込まないとわからないかなあ(これは著者の問題ではなく秀長の業績の問題)むしろ秀吉の指示がめっちゃ細かくて具体的で、そこに翻弄される秀長の姿のほうが印象残るかも(苦笑)優れた補佐役でナンバー2の代表格のように言われている秀長の実像はどうだったのか?を知りたい方には有用な一冊だ2025/11/22
coldsurgeon
5
羽柴秀長について、秀吉を支えた弟としての認識しかなかった。秀長が前面に出ることが少なかったこともあり、よく知られていなかったためであろう。豊臣政権は、秀吉・秀長の兄弟関係のもとで両人を主軸に成り立ち、そのもとに国内統治と外交・軍事における政務が行われてきた。秀吉の意向に応えることのできた人柄と才覚を持っていた秀長の存在は、大きく、「豊臣兄弟」ではどのように表現されるのだろうか。2026/01/15
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