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内容説明
バラモンの息子シッダールタは、早くから精神修養の修業を積んでいたが、心の渇きは癒されず、身分を捨てて親友ゴーヴィンダとともに苦行の旅に出る。托鉢生活では、すでに悟りを開いていたゴータマ・ブッダに出会い、彼の説法を聞くものの、シッダールタは満足しない。むしろブッダや親友から離れ、俗世で遊女カマラーとの快楽に溺れ、そのための金を商売で稼ぐようになるが……。自己の解放と世界の真理を求めた青年の魂の旅路。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
K(日和)
14
尊敬する友人から勧められて。シッダールタは一見、人生の段階・節目ごとに行動を大きく様変わりさせているように見える(バラモン・サマナ・ビジネスマン(世俗)・渡し守と)。ただし、その核には「いま直面しているものの真偽を自ら見極め、真理を追求したい」という確固たる意志がある。そしてその意志は最終的に、一つの神聖な境地にたどり着く。2026/01/22
どら猫さとっち
14
ヘルマン・ヘッセは、祖父が南インドで伝道師として活躍したことがあり、インドの思想と深い関わりを持っていた。本書は、バラモンの息子シッダールタが、自らの解放と世界の真理を求めて旅に出る物語。友との別れ、遊女との出会い、ゴータマ・ブッダとの邂逅…、苦難と満たされない思いを抱えて、悟りの境地に至ったその先にあるもの。ヘッセが東洋思想の世界を描いたことに、驚きと深い感動を呼び起こす。2025/11/05
Caroline
5
草彅剛君が舞台でやるというので読了 今目の前の物事が全てで 求めるものがあるとそれが苦悩となる 物があふれる時代 研ぎ澄まして見聞し購入していきたい 川の渡し守が印象的 すぐに自分の意見を言いたくなる私には人の話をじっくり聞く姿に憧れさえ感じる2025/09/15
しきぶ
4
ゴータマ・シッダールタの物語かと思ったら主人公は別のシッダールタだったので冒頭でちょっと混乱。ヨガや瞑想を通じて自分なりに得ていたインドの哲学と重ねながら読んだので、ヘッセがこの物語を通して伝えたかったことと自分の思ったことが違っているかもしれない。人から知識を得たり、欲や見栄を味わいつくしたりしてから気付く自分のあり方や本質。シッダールタはそこに辿り着いたように見えたが息子の存在に心を乱され、川と対話する。終わりなき旅なり。川が何を表しているのかあれこれ考えながら。読み返す度に受け取り方が違ってきそう。2026/01/09
きーた
3
ヘッセの名前は知っていたけど作品を読むのは初めて。大ファンの草彅剛さん主演舞台原作本を観劇前に予習。 耳慣れない言葉は多いけれど思っていたより読みやすかった。 宗教や哲学的な部分をしっかり理解できたわけではないけど、悟りの境地に達するまでのシッダールタの心の動きがなんとなくわかる感じがした。 登場人物が把握できて良かった、観劇が楽しみ!2025/09/16
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