光文社古典新訳文庫<br> シッダールタ

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光文社古典新訳文庫
シッダールタ

  • ISBN:9784334107734

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内容説明

バラモンの息子シッダールタは、早くから精神修養の修業を積んでいたが、心の渇きは癒されず、身分を捨てて親友ゴーヴィンダとともに苦行の旅に出る。托鉢生活では、すでに悟りを開いていたゴータマ・ブッダに出会い、彼の説法を聞くものの、シッダールタは満足しない。むしろブッダや親友から離れ、俗世で遊女カマラーとの快楽に溺れ、そのための金を商売で稼ぐようになるが……。自己の解放と世界の真理を求めた青年の魂の旅路。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Caroline

5
草彅剛君が舞台でやるというので読了 今目の前の物事が全てで 求めるものがあるとそれが苦悩となる 物があふれる時代 研ぎ澄まして見聞し購入していきたい 川の渡し守が印象的 すぐに自分の意見を言いたくなる私には人の話をじっくり聞く姿に憧れさえ感じる2025/09/15

きーた

2
ヘッセの名前は知っていたけど作品を読むのは初めて。大ファンの草彅剛さん主演舞台原作本を観劇前に予習。 耳慣れない言葉は多いけれど思っていたより読みやすかった。 宗教や哲学的な部分をしっかり理解できたわけではないけど、悟りの境地に達するまでのシッダールタの心の動きがなんとなくわかる感じがした。 登場人物が把握できて良かった、観劇が楽しみ!2025/09/16

kigh

0
古代インドが舞台、ブッダと同名の主人公が悟りに達するまでの人生。 翻訳の影響かもしれないが、必要十分な表現で語られる印象。仏教思想そのものはわからないが、主人公の苦悩は表現されていてわかる、というのがすごいと感じる。しかも筆者はドイツ人のヘルマン・ヘッセ。 内容はピュアで、ある意味で童話的にも思えた。自分の人生と繋がるかはわからない。もう一度読み直したくなる。2025/09/24

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