内容説明
あなたは優しく善良だ――では、なぜレイシストなのか?
黒人や先住民、アジア人などの非白人を日常的に差別するのは、敵意をむき出しにする極右の白人至上主義者ではない。肌の色は気にしないという「意識の高い」リベラルだ――善意に潜む無意識の差別を暴き、私たちの内に宿るレイシズムと真に向き合う方法を探る。
本文より一部抜粋
私たち白人の進歩主義者こそが、微笑みを浮かべながら、把握されにくく、否定しやすい方法で日々黒人を貶めているのだ。そして白人の進歩主義者は、自分のことを「レイシストではない」と思っている分、あらゆる指摘に対して非常に自己防衛的になる。しかも自分たちは問題の外側にいると思っているので、さらなる行動の必要性を見いださない。この自己満足は、拡大する白人ナショナリズム運動に対抗する組織化や行動を確実に妨げている。 (第I章 善良なレイシストとは?)
目次
はじめに
Ⅰ 善良なレイシストとは?
Ⅱ 白人を一般化して語ることはなぜ良しとしていいのか?
Ⅲ 聖歌隊はいない
Ⅳ 優しさの問題
Ⅴ 進歩的な白人の言動
Ⅵ 宗教は信じない、けれどスピリチュアル
Ⅶ 「恥」について語ろう
Ⅷ 「私にもトラウマがあります」という白人
Ⅸ 私たちは実はそんなに善良ではない
Ⅹ 「私もマイノリティです」について――人種差別以外の抑圧を経験する白人でもいかにレイシストたり得るか
XI 進歩的な白人こそが、より有能なレイシストとなる落とし穴
XII 優しさは勇気ではない――反レイシズムの価値観をいかに言行一致させるか
スタディガイド
解説[出口真紀子]
註
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