金持ち父さんのこうして金持ちはもっと金持ちになる ――本当のフィナンシャル教育とは何か？

著者名：ロバート・キヨサキ【著】/岩下慶一【訳】/トム・ホイールライト【著】

筑摩書房（2025/09発売）

• ISBN：9784480864567

内容説明

これは学校では教えないお金の知識についての本だ。金持ちがもっと金持ちになる理由は、本当のファイナンシャル教育にあった。それは、「学校に行って仕事に就き、懸命に働いてお金を貯め、家を買い、借金を返し、株式に長期投資する」という、かつてのおとぎ話とはまったく異なるものだ。本書は『金持ち父さん　貧乏父さん』の大学院版であり、あなたが今後生き残り、経済的に成功したいなら、この本が役に立つだろう。

目次

謝辞／ロバートからのメッセージ　なぜトム・ホイールライトをパートナーに選んだか？／なぜロバートとキムは暴落によって金持ちになったのか？　トム・ホイールライト／はじめに／（第一部）こうして金持ちはもっと金持ちになる／第一章　「何に投資したらいいのでしょう？」／第二章　なぜ貯金する人は負け組なのか？／第三章　税金が金持ちを「合法的に」もっと金持ちにする／第四章　失敗が金持ちをもっと金持ちにする／第五章　暴落が金持ちをもっと金持ちにする／第六章　借金が金持ちをもっと金持ちにする／（第二部）ファイナンシャル教育ではないもの／第七章　ファイナンシャル教育ではないものとは何か？／第八章　あなたにはファイナンシャル・リテラシーがあるか？／（第三部）本当のファイナンシャル教育とは何か／第九章　なぜ金持ちはモノポリーをするのか？／第十章　「幽霊所得」は金持ちの所得／第十一章　Ｉクワドラント：お金の主人たち／第十二章　あなたはプランＢを持っているか？／第十三章　いかにして貧困をなくすか──学生が学生を指導する／（第四部）楽しくない経済学はいらない／第十四章　ポルシェが金持ちにしてくれる／おわりに／あとがき／ミレニアル世代へのメッセージ／ボーナスセクション

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[mazda]

著者はよく「何に投資したらいいですか？」という質問を受けるそうですが、「自分がお金に無知であることを人に悟られないようにするように」と忠告するそうです。ウォーレン・バフェットも「保険のセールスマンにもっと保険が必要かを聞いてはいけない。答えはいつもYesだから」と言っています。サルとプロの証券コンサルタントが競ったことがあるそうですが、結果はサルの勝ちだったとか。そもそもファンドマネージャーの86%は指標を上回れなかったという結果もあるので、もっと自分を信じて投資をしましょう。持ち家は負債だは、教訓です。

2023/10/21

[kubottar]

貯金していても死んでるようなもんだし、ファイナンシャル教育をして金を借金して金持ちになりましょう。言ってることは確かに金持ちのアドバイスなんだけど、そこに行くまで何年勉強と痛い目に会うのだろう？って問題点が重くのしかかってくるなあ。

2018/01/31

[nori]

Give up to read 4/5, because situations in this book written in 2016 are not realistic for me. He looks like a resident in MMT running world. We live in high inflation rate and unstable real estate world as Yen credibility is not sure due to huge debt.

2023/12/27

[しんぺい]

金持ちになるために借金をするなら、まずファイナンシャル教育を受けて良い借金と悪い借金の違いを学び、借金の使い方を理解することだ。

2024/03/17

[くらーく]

本当に久しぶりにロバート・キヨサキ本を読んだな。20年ぶり位？金持ちじゃ無くて良いから、お金の心配をしない程度で良いのだけどねえ（個人的には）。 本書は一言で言えば、借金して資産を増やしましょう、ですね。不動産投資は、1件目が上手くいけば、2件目以降は借金しやすいし（実績があるし、フローも読めるし）、レバレッジをかけて資産が増やせるって事かね。借金があれば、税金も優遇されるし。 でも、借金（負債を抱える）のは、サラリーマン根性では無理なのよ。やはり事業家から投資家にならないと。 厚生年金で生きていくわ。

2024/04/18