修道院覚書 バルタザールとブリムンダ

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修道院覚書 バルタザールとブリムンダ

  • ISBN:9784309209302

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内容説明

左手を失った帰還兵バルタザールと不思議な力を持つブリムンダの愛の物語。国王の修道院建立、飛行機の発明、天才音楽家などが紡ぐ驚きの空想物語。ノーベル賞作家の最高傑作、新訳決定版。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ykshzk(虎猫図案房)

21
棺の中のサラマーゴの胸元に納められた本と聞けば読んでみたくなるもの。国王夫妻の世継ぎの誕生と引き換えに建てられる修道院、その建立に借り出される市井の人々や牛達。時に死者も出るほどの、修道院建立の過酷な労働の様子と、神父が発案した「飛ぶ機械」を作り上げた心優しい夫婦の深い愛の物語が交錯しながら進む。実在した人物も登場、なかでも示唆に富む登場人物だったスカルラッティの音楽を聴きつつ読むと良いかもしれない。誰が主語だったか忘れるほど長い一文もリズム感良く楽しい、長編冒険譚・恋物語。2025/11/05

おだまん

14
今までのサラマーゴの文体の中で一番読みやすかったかも? ポルトガルの史実を基礎とする恋愛ファンタジー。百年の孤独を思わせるような奇想天外な出来事が次々と起こりますが、マルケスではなく、サラマーゴだからこそのこの結末だったんだろうなと思います。ラストは涙しそうに。異端諮問官にまつわる宗教と権威のあれこれから音楽史まで、ポルトガルの歴史を紐解きたくなりました。2026/01/25

m_bat_h

10
先に『象の旅』を読んでいたせいか、頻発する細密画のような行列の描写も楽しく読めた。何年経っても変わらない主人公カップルの愛とたぶんある程度本当だったであろう聖職者のゲスさが印象的。俗世の人間の頭と口を通ったら宗教は真水ではありえないよね。ポルトガルの子たちが本書を元に遺跡巡りをするのは羨ましいかぎり。2026/01/30

minota

6
もっとゆっくり味わって読めばよかった。良すぎた。2025/08/11

御庭番

5
感想書き忘れてた。本屋で見かけて新しい本だと思ってたらサラマーゴの昔の作品でした。 すごい文量だけど、ぐいっといけた。そして二人の愛の話。最後は少し悲しくなったけど読了時は、あーーっていう声が出る感じだった記憶。【図書館で借りました】2025/10/19

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