内容説明
読んでおいしい、行って楽しい
とっておきの東京あんこガイド。
どら焼きに最中、あんみつ、おはぎ、豆大福。一口食べると思わず笑みがこぼれるあんこのお菓子は、多くの人を虜にしてきました。本書では室町時代から続く和菓子の老舗から、洗練されたデザインが目を引く新進気鋭のお店まで、あんこにとことんこだわった18の名店を訪ねました。職人技が光る貴重な和菓子作りの様子とともに、そのおいしさの秘密に迫ります。
あんこの歴史や種類、スーパーやコンビニでも買えるロングセラー商品の開発秘話、あんこ通のお取り寄せ情報など、コラムも充実。素朴でおいしい、みんなが大好きな「あんこ」を心ゆくまで楽しめる一冊です。
今すぐ買いに行きたい東京の名店が集結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
162
あんこ図鑑が存在しているとは、思いませんでした(笑) 私の父親が「とらや」好きなので、帰省のお土産は、ほとんど「とらや」です。また実家のお正月は、雑煮ではなくお汁粉のみでした。「とらや」以外は、浪花屋総本店(麻布十番)しか行ったことがないので、機会を見つけて行きたいと考えています。 https://www.xknowledge.co.jp/book/97847678332482024/12/05
アキ
81
日本の饅頭の元祖と言われている「塩瀬総本店」の歴史は、なんと室町時代から。甘いあん入り饅頭を作った始祖は林浄因という中国の禅僧だったらしい。由緒ある志ほせ饅頭は大丸東京店でも買えるようです。そもそもあんこの起源も鎌倉時代に禅僧が中国から持ち帰った羊羹が元になっているそうです。エアロスミスも好きだという麻布十番「浪花屋総本店」のたい焼きや、大正時代から続く泉岳寺「松島屋」の豆大福、小ぶりでかわいい浅草「徳太樓」のきんつば、銀座七丁目「萬年堂本店」のあん蕨餅も、どれも美味しそう。東京の名物を味わい尽くしたい。2025/05/04
たまきら
33
紹介されている有名店の由来や、様々なエピソードを読むのは知らないことばかりでとても面白かったです。塩瀬さんが室町から続いているなんてきちんと見てなかったなあ…びっくり。京橋の桃六さんの「町に一つは和菓子屋さんがないとだめ」という言葉に、近所の鳶の親方が、いつも地元の和菓子屋さんで買った赤飯の折り詰めとお餅を娘へのお土産に持ってきてくれたことを思い出しました。地元には地域密着の和菓子屋さんが何店も残っています。2025/03/25
おれんじぺこ♪(17年生)
19
2024年発行ということで情報も新しいかなと図書館棚から。あんこは糖質多いけど、大好き。お店の存在は知ってるけど食べたことないお店、知らなかったお店などいろいろ載ってる。町散歩の目的地を「あんこありき」で行くのも良いかもしれない(笑)2025/05/16
秋良
18
実は粒あんが苦手で、あんこにはあまり馴染みがない。この図鑑に載る店もやっぱり粒あんが多い。と、ここで粒あんと小倉あんの違いの説明が入る。皮を潰さないのが粒あん、あんこに煮豆を後入れするのが小倉あん。うーんどっちにせよ苦手だー。ところで上野のみはしは、博物館や美術館のチケットを見せると白玉を2個つけてくれる。つまりクリーム白玉ぜんざい(こし餡)にチケットを使うと白玉が10個食べられることになる!これは素晴らしい。2025/06/11
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