10代からのいいね!万葉集 - 穴埋めナゾトキで楽しむ

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10代からのいいね!万葉集 - 穴埋めナゾトキで楽しむ

  • 著者名:天野慶
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 誠文堂新光社(2025/08発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784416524671

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内容説明

「日本語のロマンティックの源泉『万葉集』の、新しい形の入門書&選歌集。
こういうの待ってました!」―たられば氏推薦!

私たちが普段よく口にする言葉には、古典を題材にしたものが多くあります。

たとえば「むなしい」。
万葉集ではこんな歌に登場します。

 世の中は 空しきものと 知る時し
  いよよますます 悲しかりけり
  (大伴旅人 雑歌 夏 巻第五 793)

【訳】
この世は空しいものだとはじめて思い知ったとき、いよいよますます悲しく思われるよ。

【解説】
「世の中は空しい」というのは、仏教の思想に基づいたものですが、妻を亡くし、不幸なことが重なり、さらに大事な人(弟ではないかといわれています)が亡くなったとの知らせを受けた大伴旅人にとっては、生きることがつらく悲しく感じられたようです。「心も崩れんばかりに悲しみ」涙を流したと添えられています。

言葉の意味や典拠を知ると、古代の日本人、そして日本文化とつながることができます。

「ちはやぶる」「なでしこ」「わたつみ」「言霊」「誰そ彼(たそかれ)」・・・知っていたら教養にじみ出る言葉から、
「さくら」「富士」「夢」「恋」など、普段よく口にする言葉の奥深い意味まで。

本書は、歌人でもある著者が、現代の人が「いいね!」と感じるトピックを選び出し、100個の穴埋めクイズにして紹介します。
小学校高学年から読めるルビを振っていますので、親子で楽しみながら、豊かな万葉集の世界を旅しましょう。

目次

第1部 名歌で穴埋めナゾトキ
第2部 季節の歌で穴埋めナゾトキ
第3部 想いの歌で穴埋めナゾトキ
第4部 生き物の歌で穴埋めナゾトキ
第5部 旅・地名の歌で穴埋めナゾトキ
第6部 食べ物の歌で穴埋めナゾトキ

教えてホトトギスさん! 
『万葉集』ってなあに?
『和歌』ってなあに?
和歌に使われることば
万葉集の主要人物1
万葉集の主要人物2
「梅花の歌三十二首 并せて序」
柿本人麻呂周辺の人物相関図
大伴旅人周辺の人物相関図
参考文献

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