角川書店単行本<br> まろ丸伊勢参り

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角川書店単行本
まろ丸伊勢参り

  • 著者名:畠中恵【著者】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • KADOKAWA(2025/08発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041143483

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内容説明

六十年に一度、皆が伊勢神宮へ向かう、おかげ参りの年。六つになる姪の結に、大坂の大店の跡取りになる養子話が舞い込んだ。しかし、本家からの迎えは来ず、なぜか伊勢まで結を連れて来て欲しいと文が届く。うまい話に乗っていいのか見極めるため、両替商の三男坊・九郎は、姉夫婦から頼まれて結を送ることに。拾ったばかりの仔犬のまろ丸をお供に旅に出たものの、行く先々で困った事に遭遇し、九郎はそのたびに良い考えを求められ……。
己の居場所が見つからない九郎と、大店の財を継ごうとしている結が、明日を懸けて東海道を西へ行く!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

88
われの名はまろ丸。迷子犬になってたところ日本橋の両替商の娘・お結ちゃんに拾われてひょんなことからお伊勢参りのお供をすることに。お結ちゃんの場合、おかげ参りが目的ではなく上方の米問屋に跡取がいなくなったので養女に迎えて跡を取らせようと、まずは伊勢まで連れて来いとのお達しが。叔父さんの九郎と手代が一緒にいざ伊勢参り。その道中の賑やかで危なくて、怖くて面白いこと。われは疲れたら手代さんのふところで寝てれば楽ちん。行く先に待ち受ける困難をいかに突破するか、お結ちゃんの未来にわれも共に~きゅわん!2025/09/19

がらくたどん

52
いくら可愛い娘でも惣領が店を継いだら嫁に出る。子宝・相性・屋台骨。不運に転べば居場所を失う。そんな愛娘に大阪の本家から「お家さん」として養女に迎える提案が来た。目指すは伊勢。お供は飼い犬になれるかもしれない捨て犬チビ柴と自活の刻限迫る商家の三男坊の叔父。崖っぷち三人の「自分の居場所」を掴み取るための伊勢参り。その時代ならではの理の厳しさ切なさに不安や寂しさは募っても、恨みもせずかといって呑まれもせずに受け止めて旅の一歩を踏み出す僅か六つのお結ちゃんが眩しい。畠中さんらしく厳しさはあっても善意に満ちた物語♪2025/10/07

Nyah

37
伊勢参拝が盛り上がる六十年に一度のおかげ参りの年。大阪の流行病で本家の跡取り話が急遽六つになる江戸店の姪の結にきた。伊勢迄来るように言われても本家からの迎えが来ない為、母方叔父である九郎が送り届ける事になった。そして仔犬のまろ丸もとおかげ犬として同行する事に。途中、上方からきたお以登、お紺達と同行する。/途中九郎さんより早くお以登さんは見抜けた。困り事を解決する話だけでなく宿場町や道中の時代考証素晴らしい。大した乗り物がなく基本は徒歩。天候に左右され、坂道は滑るし、川は橋がない。江戸時代、旅行は命懸け。2025/10/13

ゆずぽん

29
大阪の大店への養子縁組が決まった姪を伊勢まで送り届けることになった叔父の九郎。おかげ参りの年にあたり、拾った子犬もおかげ犬として同行することになったが・・・一難去ってまた一難、最後まで苦労の絶えない九郎でした。明日への道しるべが見えたところで完。二人と1匹の今後も見ていきたいなぁ、続編出るといいなぁ2025/11/14

ぽろん

27
己の居場所が見つからない九郎が、六歳の姪っ子と仔犬のまろ丸を伊勢まで送り届けることに。そして、時は60年に一度のおかげ参りに大フィーバー。まろ丸もおかげ犬の出で立ちでいざ出達。「旅に出てみなければ見られない景色がある。」みんな頑張った!それにしても昔の人は凄いなあ。旅も命懸けですね。2025/10/05

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