内容説明
『種の起源』は「地動説」と並び人類に知的革命を起こした名著である。しかし、かなり読みにくいため、読み通せる人は数少ない、本書は、短時間で読めて、現在からみて正しい・正しくないがわかり、最新の進化学の知見も楽しく解説しながら、読者の「頭の中」に、実際に『種の起源』を読んだ後と同じような記憶が残る本!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
273
本書にはね、先ず『本書の読み方』が書いてあり、まえがきが2つあるけど両方読む事は控えてねとあり。タイトルがタイトルだけにね、不真面目な読者向けを誘っているのでしょうが、真面目な読者向けを読んで、最後に『不真面目な読者のためのまえがき』を読みました。でもそれなりに真面目なまえがきでしたよ。この本を読む為に必要な力は、19世紀イギリスに想いを馳せる事。“個別創造説”が支配的であった事を想像する事ですね。その上でダーウィンの洞察力と先見性に舌を巻きますよ。誤った知見は更科せんせーが補記していますから安心です。2025/09/20
ぽけっとももんが
15
「『種の起源』?読んだよもちろん」という会話をすることがわたしの人生にあるとは思いませんが。誰もが知ってるダーウィン、ガラパゴス島、進化論。キリスト教においてはすべて神が創りたもうたとされる教義を否定した、わけでもないらしい。神は最初に幾つかの生物を創り、それらがどんどん進化した、という個別創造説。だから「種の起源」は神学書である、と著者は繰り返す。ダーウィンの説はすっかり否定されているものも多いけれども、でもやっぱりすごい人だ。2025/12/29
せっちゃんさん
14
ほほ〜トリビアだらけ。いつかは読んでみたい古典名著の一つ『種の起源』を生物学的に詳しくかつ、ほぼダーウィンファンである著者が解説。「本文には◯◯と書かれていて、これは時代背景が◯◯で、今となっては◯◯でこういう意味で…」と超丁寧に説明。ただ生物学初見には圧倒的物量に付いて行くのが至難だった…。色々トピックある中で、『異種が交配したらどうなるのか?』『働きアリは妊娠出来ない』が妙に印象に残る…。他の生物学の本を読んでから、また挑戦したい!2025/12/14
魔女の弟子きっど
5
名前は誰でも知っているだろう有名な「種の起源」を、私も読んだふりがしたくて読んだ。軽いタイトルに気楽な読み物かと思えば、内容はたっぷりがっつりで、オリジナルをそのまま読んだような満足感。神による創造を否定した科学書とばかり思い込んでいたのが、実は、ダーウィンが否定したのは、動植物は神がそれぞれ個別に創ったという個別創造論で、動植物がこの世界に出現したのは、神による創造であるという大前提の上に進化論が成り立っていることに驚く。そりゃないよ、ではあるけど、19世紀イギリスでの常識を覆したのだからすごい。2026/01/30
nac
4
★★★★★2026/01/25
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- 電子書籍
- 記憶喪失の侯爵様に溺愛されています【ノ…




