扶桑社BOOKS新書<br> 災害列島の正体-地学で解き明かす日本列島の起源

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扶桑社BOOKS新書
災害列島の正体-地学で解き明かす日本列島の起源

  • 著者名:鎌田浩毅
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 扶桑社(2025/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594098568

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内容説明

「列島」の正体を知り、「未来」の災害に備えよ!

日本列島は、11億年前に地球に存在していた超大陸「ロディニア」の端が起源である。地球上で大陸は集合と分裂を繰り返し、日本列島もそのたびに大陸に組み込まれたり移動したりして、ほぼ今の場所までやってきた。そして1500万年前くらいに、アジア大陸から分離して、今の形となったのはだいたい2万年ほど前だ。
東日本大震災や2024年初の能登半島地震を言うまでもなく、毎日どこかで地震が起きている。地震災害、火山噴火、水害など、日本ではどこに住んでも安全なところはない。

それは、アジア大陸からちぎれて出来た日本列島の成り立ちに由来している。

自然災害の原因は、たいてい地学で説明できるのだ。

日本列島はどのようにしてできたか。なぜ自然災害と切っても切れない関係にあるか。地学にからむ謎を解明しつつ、日本列島をベースに、地球全体を俯瞰して、地学の最新研究から相関と未来を予測。
もし富士山が爆発したら日本列島は真っ二つ裂ける・・・・・・など、ちまたで言われる災害予測について、科学的な知見から、京都大学名誉教授で地学の第一人者である鎌田浩毅先生がわかりやすく解説! 地学マニア必見の書!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ta_chanko

16
地球の歴史を「長尺の目」で見れば、破局噴火・巨大地震・巨大隕石の衝突・大陸移動・氷河期の到来などのイベントは避けられない。現代文明の発展は、気候の平穏期(間氷期)に生まれた「束の間の繁栄」にすぎないのかもしれない。いまは温暖化と異常気象が問題となっているが、それは氷河期が到来するまでの一時的な課題。南海トラフ巨大地震も富士山の噴火も近い将来(2030〜40年代)には必ず起こる。「長尺の目」で俯瞰しつつ、いま出来ることを積み重ねていくしかない。2025/10/06

竜玄葉潤

0
復習本、新規は無かったかな2025/10/09

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