内容説明
人を癒し、勇気づけるロボットを創るには?「レンタルなんもしない人」の存在感を手がかりに、心理学・脳科学・哲学を駆使して「なんもしないロボット」の可能性を考える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ひこうき雲
49
「大人ってかわいそうだね。自分より大きなものがいないもの。よりかかってあまえたり、しかってくれる人がいないんだもの」2022/12/17
けんとまん1007
43
ロボットと言っても、想像することは、人によってかなり違う。ずっと、機能優先できていたものが、最近は、それだけではなくなっているのかと思う。その一つが、優しい、弱いというキーワード。何となく、見ているこちらが動いてしまうことだったりする。そこにいるだけ、あるいは、いなくても想像できるだけで十分、意義があること。共通しているのは、自分が一人きりではないということなのかと思う。押しつけがましくなく、そこにあるというくらい。哲学だなあ~。2022/12/17
Eric
15
「優しさ」を設計することの難しさ。レンタル何もしない人を例に、そばにいることのインフラ的価値について考察していく。ロシアの神やPepperと暮らす女性、国際線の長距離フライトにおける通路側席など、幅広い事例に言及。2025/08/31
skr-shower
2
ロボットつながりで。日本人のロボット観はアトムとドラえもんか。”なんもしない人”とリンクしたロボット考。2023/03/03
カンパネルラ
2
可愛い表紙買いでした。本書はどちらかというと哲学書のような難しい内容を「レンタルなんもしない人」を中心に、星の王子様や渋谷のハチ公、Pepperくんを随所に登場させながら、本来は虚無な存在であり、感情もない無機質なロボットを、そっと人の横に寄り添うだけで人のこころを安心させることができるロボット開発者の本です。私は、著者が開発しようとしているロボットはぬいぐるみに近い感覚なんだろうなと思いました。複雑化し、こころが時代の速さに追いつけなくなっている今の時代にこそ、大事なロボットのあり方だと感じました。2023/02/15




