中公文庫<br> プラハの古本屋

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中公文庫
プラハの古本屋

  • 著者名:千野栄一【著】
  • 価格 ¥1,155(本体¥1,050)
  • 中央公論新社(2025/08発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122076938

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内容説明

社会主義国の古本屋では、良い本は店頭より奥にしまい込んである。店主と打ち解け、バックヤードに入れるかどうかで勝負が決まる――
戦後第1回目の交換留学生としてプラハに降り立ったときから10年間、古書を探さない週はなかったという言語学者が、本と出逢う喜び、愛すべき店主たちとの交流をユーモラスに語るエッセイ。
〈解説〉阿部賢一

  目 次

Ⅰ 沈黙の通訳
沈黙の通訳
その一語



スライムの終焉
津波のロンド
英語夜話
チェルニー博士訪問記
小さなバイリンガリストたち

Ⅱ プラハの古本屋
共産圏の古本屋・1
共産圏の古本屋・2
共産圏の古本屋・3
プラハの古本屋
続・プラハの古本屋
ほろ苦い喜び
ストラホフ図書館への招待
辞書との縁
チェコの匿名辞典
チャペックのコロンボ風探偵小説
もっと長い長いお医者さんの話
古本のプラハ・87
三つのミニコレクション

Ⅲ カルパチアの月
アドリアの海から
ワルシャワの秋
沖縄の熱帯魚
雨のプラハ
ウィーンの四日間
カルパチアの月

初出一覧
あとがき

解説
「古本」との新たな出逢い  阿部賢一

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

まさ☆( ^ω^ )♬

6
タイトルに惹かれて購入。とても上質で読み心地の良いエッセイだった。多国語を操り、本職の言語学者としての活動、書籍収集、様々な場所への旅等、パワフルな行動力が凄い。著者の事は存じ上げていなかったが、こういう良い出会いもあるので、タイトル買いも良いものだ。著者紹介を見ると、ミラン・クンデラ「存在の耐えられない軽さ」の訳者だった。これは読んだが面白かった。カレル・チャペックの作品群や著者の師である徳永先生の「ブタペストの古本屋」も読んでみたい。2025/09/16

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