内容説明
大晨帝国の名門・白家の分家の娘・彩玉(さいぎょく)は、
ある事情から皇后として後宮に入る。
しかし皇帝の寵姫に嵌められ、禁足を命じられる。
悶々とする中、彼女は世話係で宦官の少年・彩珂(さいか)と入れ替わることを思いつく。
そして皇宮で働く中、出会ったのは皇帝の双子の弟・黄燎(こうりょう)だった。
どうやら彼は病弱な皇帝の身代わりを務めることになるらしい。
秘密を知ってしまった彩玉だが、披露した「調色」の才を見込まれ、黄燎に仕えることになり……。
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- 命の砦 祥伝社文庫