ポピュラーカルチャーからはじめるフィールドワーク――レポート・論文を書く人のために

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ポピュラーカルチャーからはじめるフィールドワーク――レポート・論文を書く人のために

  • 著者名:圓田浩二【編】/池田太臣【編】
  • 価格 ¥2,376(本体¥2,160)
  • 明石書店(2025/08発売)
  • 2026年も読書三昧!Kinoppy電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/12)
  • ポイント 630pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784750354644

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内容説明

マンガやゲーム、アイドル、鉄オタ、お祭りなどのフィールドワークはどうやるの? ――「どうしてそれに注目したのか」「具体的にどうやったのか」「調査で得たデータはどのようにまとめたか」「何を発見したか」などを例示した入門書。

◎ ふだんからなじみのある対象を研究のテーマにしたいが、どうしたらよいのかわからないという方々に“フィールドワーク”を提案、推奨。
◎ 著者が自分自身の調査体験に即しながら、フィールドワークの具体的な方法や直面した苦難を赤裸々に告白。

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【「序文」より抜粋】
 各章の内容は、3つの側面を持つ。
 ひとつは、社会調査の方法を具体的な調査のなかで、どのようなタイミングで、どのように使ったかを伝える調査手法の実例紹介の側面である。教育的な側面といってもいいだろう。
 2つ目は、各書き手たちがどのように問題を設定し、どのように問題を解いていったかという“体験談”の側面である。各書き手がその時々でどのように感じ、考え、次を展開していったのか。そして、どのような結論にたどり着いたのか。一種の“謎解き”の物語を読むような感じで楽しんでもらえればと思う。これは“読み物”的な側面といっていいだろう。
 と同時に、調査すること・社会学的に考えていくこと自体の“楽しさ”“面白さ”も伝わると思う。だから、最後の側面は、“調査の楽しさ”や“社会学的に考えることの面白さ”を伝える側面である。これは、本書を手に取ってくれたみなさんの“背中を押す”という効果を期待してのことである。“動機づけ”の側面といえる。

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目次

序文[池田太臣]
第1話 「祭り」のフィールドワーク――博多どんたく港まつり[野中亮]
1 はじめに
2 フィールド調査の準備
3 フィールドワークの実施
4 おわりに
第2話 「海外の日本アニメファン」のフィールドワーク――フィンランドの銀牙伝説ファン[秦美香子]
1 はじめに
2 どうしてこのフィールドに注目したのか
3 具体的にどのような調査をしたのか
4 調査で得たデータはどのようにまとめたのか
5 どのようなことがわかったのか
6 どんな発見があったのか
7 おわりに
第3話 「スマホゲーム」のフィールドワーク――拡張現実(AR)がもたらす可能性[圓田浩二]
1 はじめに
2 ポケモンGOとは
3 ポケモンGOのフィールドワーク
4 「現実」を変える
5 多元的な現実論で考える
6 おわりに
第4話 「アイドルファン」のフィールドワーク――台湾のジャニーズファン[陳怡禎]
1 はじめに
2 調査に入る前の作業
3 フィールドワークの実施
4 データ整理・分析
5 おわりに
第5話 「鉄道愛好家」のフィールドワーク――インタビュー調査と「ズレ」の意味[塩見翔]
1 はじめに
2 鉄道趣味の成り立ちと担い手
3 インタビュー調査
4 インタビューを読み解く
5 おわりに
第6話 「京町家」のフィールドワーク――京町家カフェに行ってみた[丹羽結花]
1 はじめに
2 フィールドに入る前に
3 調べる方法
4 活動に参加してみる
5 社会学のレポートとして
6 おわりに
第7話 「伝統文化」のフィールドワーク――近代の発明としての盆踊り[足立重和]
1 はじめに
2 郡上おどりとの出会い
3 郡上おどりがたどった近代史
4 おわりに
あとがき[圓田浩二]

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

katoyann

16
ポピュラー文化を対象にした質的社会調査の入門書。大学生向けである。調査実施の前に調査対象について事前に知識を蓄えることが重要であり、そのためにも先行研究などの文献調査を進めておく必要があるとする。個人的にはジャニーズ・ファン文化の研究が面白かった。調査倫理についても学べるので学生にはオススメ。2024/06/07

ふるかわ

1
フィールドワークをやりたい人が手に取る最初の一冊として良い本だと思いました。執筆者それぞれの体験に基づいているから親しみやすいのではと。読ませる章をひとつだけ選ぶなら、個人的には「第4章 「アイドルファン」のフィールドワーク」かなと2023/08/11

たっちゃん

0
部分読み。フィールドワークの手順を理解できた。2023/03/25

カンパネルラ

0
大学生の頃、フィールドワークをやる機会があるようでなかった。どちらかというと、「めんどくさい」思考が先にあった私が、自分への戒めも込めて再度読んでみた。本書は、フィールドワークの専門家が地元のお祭りや、誰もが身近な趣味を題材に実際にフィールドワークを行う過程やアウトプットまでを泥臭く解説した本である。読み物としては、少々冗長的であるが、1つ1つの事例はこんなフィールドワークのやり方もあるんだという驚きの連続。私も、フィールドワークをやることになったら、真っ先に再読したいと思う。2023/02/17

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