内容説明
トランス女性である著者が、トランス嫌悪的な社会で生きるトランスの現実を幅広い分析によって明らかにする。不十分な移民政策、医療体制の課題など、英国の抱える問題は日本と共通するところが多く、本書は日本の「トランスジェンダー問題」を考える上でも大いに参考になる。
議論は知識を踏まえ、事実に基づき、正義のために行われなければならない。
「女が消される」「性犯罪が増える」「多くの人が性別移行を後悔する」
――「トランスジェンダー問題」にまつわる数々の虚偽(デマ)から解放される時が来た。
これは全身全霊で推薦すべき、正義の書だ。
――李琴峰(芥川賞作家)
トランス女性はどちらのトイレを使うべきかというような、反対派によってでっち上げられた「問題」ではなく、当事者の経験する本当の「問題」を論じている。
20年以上コミュニティに関わるわたしから見て、ひろく一般の読者にお勧めできるはじめてのトランスジェンダーについての本。
――小山エミ(シアトル在住活動家、脱植民地化のための日米フェミニストネットワーク共同創設者、性労働者の権利と安全のための連帯代表)
目次
プロローグ
イントロダクション 見られるが聞かれない
第1章 トランスの生は、いま
第2章 正しい身体、間違った身体
第3章 階級闘争
第4章 セックスワーク
第5章 国家
第6章 遠い親戚――LGBTのT
第7章 醜い姉妹――フェミニズムの中のトランスたち
結論 変容(トランスフォーム)された未来
謝辞
解説 スーパー・グルーによる一点共闘――反ジェンダー運動とトランス排除[清水晶子]
訳者解題 日本で『トランスジェンダー問題』を読むために
訳者あとがき
原注
感想・レビュー
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しゅん
山ろく
K(日和)
そら
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