コミックエッセイ 筆坊日記

著者名：夏宇【著者】

KADOKAWA（2025/08発売）

• ISBN：9784046850591

内容説明

筆坊は飼い主に媚びることなどしない誇り高き矜持を携えた黒猫である。
今日も強い目力で飼い主を威嚇し、噛みつくことで自らの誇りを見せつけるのだ。
そんな筆坊と飼い主の緊張感あふれる毎日をこの度目出度く書籍化。
飼い主と筆坊の出会いを描いた描き下ろしも収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[つばめ]

SNSでたまに見ていた漫画。書籍化するというので楽しみにしてました！夏宇さんの絶妙な絵柄とか言い回しと、筆坊自体の個性的な猫柄？がマッチしてて私的に物凄くツボな作品。うちにも黒猫いるけど、こんなに猫によって違うんだなあと。幼猫の話は初めて見たけど、ぱやぱやで可愛い。でも保護された時のエピソードとか、寝てる時に触られた瞬間の驚き方とか胸がキュッとした。でも夏宇さんが、筆坊が怖い思いをしたのでなくただ私の事を嫌っているだけの方がマシだって言うところにも愛を感じた。もっと深掘りした部分も聞いてみたい。

2025/08/23

[雪町]

まったく懐かない黒猫・筆坊と、飼い主との日常を描いた漫画エッセイ。筆坊の孤高の矜持っぷりがいい。猫の、人に媚びないところが好きな人におすすめ。幼い筆坊とのエピソードに、飼い主からの深い愛情が感じられてよかった。

2025/08/30