内容説明
中2の涼は転校先の学校で、どこか大人びた同級生・百合と出会う。初めて会うのになぜか懐かしく、ずっと前から知っていたような不思議な感覚。まっすぐで凛とした百合に涼はどんどん惹かれていく。しかし告白を決意した矢先、百合から聞かされたのは、75年前の戦時中にまつわる驚くべき話で――百合の悲しすぎる過去の恋物語だった。愛することの意味を教えてくれる感動作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆっき
37
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』続編。文庫から単行本として刊行されたため再読。転校生の涼と同級生になった百合。2人の距離が近づいたり遠ざかったり。恩をもらったら次の人に送る恩送り。みんなが恩送りをするような優しい世界が広がりますように。続編の映画化も楽しみです。2025/10/16
starly
7
【あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。】続編。 主人公は男子学生。非常に彼の性格が良き。彼から見る前回の主人公、百合の事が綴られていて彼女の想いもわかるので彼視点でも読みやすかった。自由に将来の夢を描けなかった戦争時代。今では将来を考えられる時代。戦争時代を経験してないから戦争について語られる言葉にいくつもハッとさせられます。恩返しが出来なければ【恩送り】とても良い言葉です。2025/11/21
えっこ
1
ジャケ借り。少女小説(今時こんな呼び方あるかな)と一言で片付けられないくらい、良かった。日本でもほんの少し前まで、いや世界なら今でも戦争や紛争のさなかにいる。恩送り、ペイフォワード、まずは諦めることなく、自分の周りからできることを初めていこう。2025/12/27
アンコ釘
1
タイムスリップラブアンドピース。あの世界で結ばれなかったふたりが、もしも生まれ変わってこの世界で幸せになれたら世界観。特攻隊員彰から託された生きている想い、願いをサッカーの夢を諦めかけている涼に届ける 百合の恩送りの実践という寸法。ペイフォワード、《人生に迷ったら知覧に行け》のフォーユー精神ですね。――受けた思いを別の誰かに託す――― 《私たちが生きている今、それは誰かが命がけで守ろうとした未来だった》物語の核心そのものを演説にいれた高市早苗さんが女性初の総理大臣 高市総理誕生のタイミングで読みましたよ。2025/10/31
チーコ
1
おばちゃん、号泣。ただのハッピーエンドではなく、心の機微を上手いとこ表現してある。実は私も生まれ変わったら一番に見つけたい人がいるんだ〜。来世の楽しみ💓2025/10/26




