内容説明
黒い子供達が現れる“聞き耳”という呪いを検証していたブロガーで配信者の“杏”が失踪した。SNSに「子供が」というひと言を残して。他人の呪いを自分へと移し替えて代わりに“羽織る”ことを生業とする夏目天寿のもとに、成島優子という配信者がやってきた。彼女は杏の友人で、自分も子供を見てしまったので呪いを解いてほしいと言うが、その言動は不信感と猜疑心にあふれた攻撃的なものだった。最終的には依頼を引き受けた天寿だったが、なぜか羽織ることに失敗してしまう。成島優子の呪いは消えていなかった。第8回ジャンプホラー小説大賞銀賞受賞作!
目次
1、声
2、黒い子供達
3、呪い羽織
4、こんころり
5、ヒマラヤカレー
6、新世代
7、釘
8、耳炙り
9、学団
10、迷路
11、顛末
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
20
SNSに「子供が」というひと言を残して失踪したブロガー配信者・杏。呪いを肩代わりする夏目天寿に、杏の友人で配信者の成島優子が呪いの解除を依頼するホラー小説。黒い子供達が現れる「聞き耳」という呪いを検証していた杏の失踪と、自分も子どもを見てしまった優子。最終的に依頼を引き受けるものの、優子と仲間たちの勝手な行動により呪いを引き受けることに失敗してしまう天寿。彼女たちと共に呪いの解決に動き出す過程で明らかになっていく天寿の過去があって、事件を解決する中で乗り越えて希望を見出していく結末はなかなか良かったです。2025/08/19
長峰
6
初読みの作家さんだけど、思っていたよりホラー寄りで面白かった。まず呪いを肩代りする、という発想からキャラの個性がしっかりしている。呪いがSNSから拡がるのが今の時代に合っていてジワジワくる呪いと変質していく呪いに対して肩代りする側もやり方を変えていくのが良かった。話の中でそれぞれの生い立ちなどが自然に出てくるから違和感ないし。これは続編読みたいな〜。2025/10/26
栗山いなり
6
呪いを肩代わりできる青年・夏目天寿が怪異現象の解決に挑むホラー小説。ホラー要素の中に展開される人間模様にどこかジャンプっぽさを感じる作品だった。ジャンプホラー小説受賞作だから当たり前っちゃ当たり前なんだろうけど2025/09/13
火狐@二児の子育て奮闘中
5
呪いって怖い!コックリさんとか1人かくれんぼとか呪いに繋がりそうなやつ面白半分でやったらダメだね2025/10/17
ヴィル
4
アイディアは面白かったけどホラーとしてはイマイチ2025/10/21




