内容説明
薬種問屋の第六夫人という縁談から逃れるため億葉寺に就職した莉々。だが億葉寺は冥府に繋がっており、この世をさまよう死者“遊鬼”が集まっていた。偶然にも遊鬼を冥府に送ることに成功した莉々は、住職の志偉とともに遊鬼絡みの事件に巻き込まれていくのだが、行く先々でなぜか夫婦と誤解され? 莉々のことを大切にしてくれる愛妻家になるよと、やたらすすめられ? そんななか、莉々は冥府の住人とある契約を結んでしまう……。祓いませんが、解決します! 迷える死者を冥界に誘う「おくりびと」ファンタジー!
目次
序幕 怪談寺の古井戸に招かれること
第一幕 鬼月の宵に紅い飴の消えること
第二幕 葬儀にて御曹司に選り好みされること
第三幕 三寸金蓮の憂いに惑うこと
跋 その芝居の喝采を受けること
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
23
薬種問屋の第六夫人という縁談から逃れるため億葉寺に就職した莉々。縁談回避のために就職したのに、契約結婚を持ちかけられる「おくりびと」ファンタジー。渡りに船とばかりに就職した億葉寺は冥府に繋がっていて、集まっていたこの世をさまよう死者「遊鬼」を偶然冥府に送ることに成功して、住職の志偉とともに遊鬼絡みの事件に巻き込まれていく中で、冥府の住人とある契約を結んでしまう莉々。行く先々で夫婦と誤解されながら、それでも自分らしくいられる居場所を見出していって、大切な過去も思い出していくその結末はなかなか良かったですね。2025/08/18
栗山いなり
4
縁談から逃れるために寺に就職する事になった莉々が怪異事件の解決に挑むファンタジー小説。和風ファンタジーと思ってたらまさかの近代中華ファンタジーだった。なんでか知らんが今一物語が頭に入ってこなかったけど中々興味深く読めたかな2025/09/13
よっしー
3
結構面白かった。続きがあっても良いかも。2026/02/05
クイックラック
3
不吉とされる時期に生まれて寺に捨てられていた莉々が、生まれついての禍を引き寄せる体質でこの世を彷徨う遊鬼たちの起こす騒動を解決していく中華風ファンタジー。幽霊の声が聞こえたり姿が見えたりできるのを活かしながらもそれが周りに知られると気味悪がられるからとひっそりと、しかしドタバタと解決していくコミカルさ、上司のお祓いができるけどやりたがらない志偉との凸凹コンビっぷりとラブコメ要素だったり、3つの事件がそれぞれ短編くらいの長さで読みやすくて面白い。これシリーズにならないかな?2026/02/07
kmori299
3
中華ファンタジーなのに近代っぽい時代設定なのは目新しいな、と思った。それにしても、そういう体質だとしても巻き込まれにいき過ぎでは・・と思い、あまり主人公に肩入れできなかったな。2026/02/07
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