こじらせない家族:アサーションとバウンダリーから学ぶ正しい距離の保ち方

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こじらせない家族:アサーションとバウンダリーから学ぶ正しい距離の保ち方

  • 著者名:渡辺裕子【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 現代書館(2025/08発売)
  • ポイント 20pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784768459737

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内容説明

こじらせたくない! だけどこじれてしまう、それが家族というものです。
「帰宅すると、どういうわけか、それまで楽しそうにリビングで会話をしていた家族が静まり返ってしまう」
「思ったことを率直に伝えているのに、どうしてギクシャクした感じになっちゃうの?」
そんな、家族関係の魔境に陥っていませんか!?
ジェンダー規範にとらわれず、パートナー間の役割も解体し、それぞれがそれぞれの家族をつくる時代。しかし、思えば私たちは、誰からも「家族」について教わったことがありません。
「こうすればオッケー、だいじょうぶ」といった模範解答もなく、多少のモヤモヤには目をつぶり、決定的なダメージを避けることができていればよしとする。なんとなく「うちには問題はない」とやり過ごしているうちに、どうしたわけかやってくるのです! 決定的な「こじらせる」瞬間が!

実父母、きょうだい、親子、パートナー、義父母に有象無象の親戚……。私たちは何らかの家族関係の中にあり、幼少期は親やきょうだい、結婚や共同生活をすればパートナーや義父母、子どもが生まれれば子ども、中年になれば年老いた父母や義父母と、歳を重ねるほどに家族は増減し、家族間で発生する問題も変わっていきます。
「うちはうまくいっている」。はたしてそうでしょうか? じつは誰かのがまんによって支えられていたり、「家族なんだからこれくらいがいいだろう」といった甘えを当然のこととしていたりしませんか。
本書では、新しい時代の家族を築くために必要な能力を「家族関係リテラシー」と名づけ、「人権」、「バウンダリー」、「アサーション」といった概念を使いながら、「家族関係」を見つめます。
考えてみれば「家族は他人」。だからこそ、よりていねいに、繊細に関係を見つめ、育む必要があるのではないでしょうか。
問題はあって当たり前、重要なのはこじらせないこと。そんな家族関係をめざす家族の教科書です。

【本書もくじより】
はじめに 「家族リニューアル」の時代
序 章 私たちは家族について何も教えられてこなかった
第1章 家族関係リテラシーとは何か
第2章 家族からはじまる小さなデモクラシー
第3章 バウンダリーという魔法の境界
第4章 家族関係を見える化する
第5章 家族関係の肝はコミュニケーション

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

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アサーション バウンダリー 正しい距離の保ち方 自分たちの基準 家族関係リテラシー 自分も相手も尊重する 人権への理解と確信 小さな人権侵害 アサーション権 失敗から学ぶ権利 魔法の境界 バウンダリー侵害 NOと言う勇気 罪悪感の克服 家族関係を見える化 自分も相手も物語を生きている 円環的因果律 関係性に注目 メタ認知と俯瞰 共感的なコミュニケーション 自己共感・セルフ・コンパッション 私メッセージ あ・い・か・も・よ 家族は生き物2025/04/22

東西南北

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友人おすすめの一冊。アサーションとバウンダリーという耳慣れない言葉を知った。本書で教えられたように、適度な距離感で話し合いができたらとっても良いのだけど、反抗期の子どもとの十数年を経た後にはただひたすら適度な距離を取れることが希望だった。読んだ後でも適度な距離感を模索中です。2025/09/23

言いたい放題

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斜め読み2025/07/26

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