幻冬舎単行本<br> 百年の時効

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幻冬舎単行本
百年の時効

  • 著者名:伏尾美紀【著】
  • 価格 ¥2,194(本体¥1,995)
  • 幻冬舎(2025/08発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~7/26)
  • ポイント 475pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344044791

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内容説明

刑事たちの昭和は終わらない。
真犯人が見つかる、その日まで。

1974年に起きた一家惨殺事件。
未解決のまま50年――。
アパートで見つかった、一体の死体によって事件の針は再び動き出す。

嵐の夜、夫婦とその娘が殺された。現場には四人の実行犯がいたとされるが、捕まったのは、たった一人。策略、テロ、宗教問題……警察は犯人グループを追い詰めながらも、罠や時代的な要因に阻まれて、決定的な証拠を掴み切れずにいた。50年後、この事件の容疑者の一人が、変死体で発見される。
現場に臨場した藤森菜摘は、半世紀にも及ぶ捜査資料を託されることに。上層部から許された捜査期間は一年。真相解明に足りない最後の一ピースとは何か? 刑事たちの矜持を賭けた、最終捜査の行方は――。
感動、スリル、どんでん返し……。エンタメの妙味が全て詰まった、超ド級の警察サスペンス

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

433
昭和百年にふさわしい大河警察小説が登場した。一家惨殺を皮切りに数十年に渡り相次いだ未解決事件の謎を解決しようと、絶対に悪を許さない警視庁の刑事たちが邁進する。やり残した事件をこれと見込んだ次世代の刑事たちに託し、令和の時代に至って真相へ辿り着くまでのドラマに圧倒させられた。一方で犯人たちも戦争に始まる歴史の矛盾に押し潰された犠牲者であり、自らの誇りと尊厳を守るため必死で戦ってきた苦闘が明らかになる。昭和は遠くなったが、その罪と罰を背負わされたり後始末に奔走した人びとには生々しい昨日である巨大な壁画なのだ。2025/09/13

starbro

397
伏尾 美紀、3作目です。本書は、昭和平成令和社会派大河ミステリ巨篇でした。読み応えはありましたが、満州国、オウム真理教、イトマン事件モドキ等、盛り込み過ぎで、消化不良ではないでしょうか❓ https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344044791/2025/11/13

タツ フカガワ

270
令和6年、かつて“兜町の異端児”と呼ばれた相場師が寂れたアパートで死体となって発見される。臨場した刑事藤森菜摘は、事件性はないと判断するが、後日上司の草加から1年という限られた期間で昭和49年に起きた佃島一家四人殺傷事件の捜査に当ってみないかと打診され、分厚い捜査ノートを渡される。昭和の刑事から平成、令和の刑事へと受け継がれていった“足と勘と執念”の捜査を描くこの物語は、警察小説サーガともいえる内容で、大興奮のうちに読了。たとえるなら松本清張『砂の器』+奥田英朗『普天を我が手に』のような面白さかも。2026/03/08

stobe1904

249
【このミス第4位の警察ミステリ】アパートで孤独死した老人の変死体の確認のため、現場に臨場した刑事の藤森菜摘は半世紀に及ぶ未解決事件を捜査することなるが…。100年前に起きた事件を発端にして昭和・平成・令和に生きた刑事たちの事件解決に向けた執念と熱量にまず圧倒される。そして二転三転しながらも解決に至るクロージングに読む手が止まらない。昭和犯罪史の側面もありつつも、硬質な警察ミステリとして抜群に面白い。登場人物が多く、ストーリーも複雑だが、読後の深いに包まれる印象深い作品だった。★★★★★2026/01/10

imakiraku

223
昭和~平成~令和と佃島一家殺人事件を追う警察官の執念を描いた物語。昭和、平成のノンフィクションを物語に取り入れていることで、時代背景を詳しく知ることが出来ます。時効や定年という壁と戦いながらも真実に辿り着くという諦めない不屈の闘志を見せつけられた物語でした。 2026/01/19

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