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内容説明
忍耐強くひとりで長い間観察を続け、全10巻にわたる『昆虫記』をかきあげたファーブル。その『昆虫記』が生まれるまでの、ファーブルと家族との愛情を描いた物語です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
31
ファーブル昆虫記には全く興味を示さない娘さんが、伝記には食いついてすごく気に入りました。なぜ?としつこく聞いたら、なんだかオカンと重なるんだそうです。…あ、ありがとう…?2021/05/06
nbhd
13
気づいたこと①ファーブルの伝記はファーブルの「人となり」にフィーチャーしているので、虫好きな5歳の子どもが満足するものじゃない。②ファーブルだけでなく、エジソンなどもそうなのだけども、伝記漫画に埋めこまれる、幼いころに周囲の人に「なんで?どうして?」と問いかける素敵偉人エピソードの数々。社会人になっても、物事に疑問を持つのは、ひとつの大事な能力になりうるが、高度資本主義社会では、ときに、疑問を持つことを「疑問視」されることがある(社長の指示は絶対だから、シノゴの言わずにやれ的な)。大きな気づきを得た。2025/07/21
こゆ
4
小4、一人読み。息子のリクエスト本。2023/08/27
マグロのお刺身
3
最近ファーブル昆虫記を弟が読んでいるし、たまたま母が借りてきたので読んでみた こういう伝記って初めて読むけど本当に今の朝ドラに似てるな~ ファーブルって貧しい中で良く学び、昆虫記は作るし、数学と物理学の博士号は取るし凄い努力できる人だったんだな~2023/05/20
paumi
2
昆虫バカ(褒め言葉)。ファーブルは貧しい家の出身で、一時期衣住食もままならないくらい貧しくなったが、豊富な知識欲と向学心で師範学校に入学し乗り切る。わずか19歳で学校を卒業し小学校の先生になる。ファーブルは学校教師をメインに研究に励んでいた。結婚し子供も持ったが貧しいのは変わらずさらに貧しくなる。それでも学校教師と研究を続けた。休む暇もないいっぱいいっぱいな生活だったんだろうなあと思った。ファーブルは権利や名誉にはこだわらず、ただ好きなものを追い求めて研究した。2015/05/12




