文春新書<br> 認知戦 悪意のSNS戦略

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文春新書
認知戦 悪意のSNS戦略

  • ISBN:9784166615025

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内容説明

イスラエル国防軍出身者が警鐘を鳴らす

戦場は、スマホと脳だ!
日本に仕掛けられる工作の手口と対策を、元イスラエル諜報部員が暴く!

X TikTok Facebook…
中国、ロシア…
炎上、陰謀論…

日本は被害者なのに、世界中から侵略者と認識され、
国際的な支持を得られない立場に追い込まれてしまう――。
このまま対策をしなければ、このような事態が数年後に起こる。

誰もがスマホでソーシャルメディアを使っているなか、
人間の脳や心をターゲットにした「認知戦」や「影響力工作」の脅威が増している。
イスラエルの諜報機関で実務経験を重ねた第一人者が、中国やロシアなどによる工作の手口と対抗策を初めて明かす。

・中国とロシアは「ALPS処理水」を悪用した
・トランプ大統領が再選のために使った手法とは?
・中国は自動車業界でもキャンペーンを展開
・「反原発」をソ連、ロシアが支援していた理由
・アフリカで「政権転覆」したロシアの次の標的は?
・中ロにとって「役に立つ馬鹿」
・TikTokやタクシーアプリに警戒せよ!
・日本、ルーマニア…選挙で極右が台頭する背景

■目次
序  日本は認知戦に備えよ 奥山真司
第1章 これが認知戦だ 
第2章 クレイジーだけが生き残る、イスラエルの諜報機関
第3章 中国 日本にいちばん近い脅威 
第4章 ロシア コミンテルンの謀略の系譜 
第5章 認知戦への対抗措置
終章  残された時間は少ない
おわりに  日本は「マインドセット」の入れ替えを 奥山真司

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

62
認知戦については興味があり何冊か研究書を読んだのだが、それらに比べるとどうも内容が薄い気がする。ロシアや中国がSNS上で攻勢をかけてきているというのは自明の理ながら、他の研究書ではデータを基にして論を立てているのだが、本書は中国のALPS処理水の件とか一件でそれとわかるのを取り扱っているからかなあ。三分の一くらい作者の自画自賛が含まれてたし。ただ後半の「認知戦への対抗措置」は大いに役に立つ。個人でできる事は少なそうだけど。情報をそのまま受け取るのではなくクッションを置かねばならない、嫌な時代ですね。 2025/09/19

k5

46
イスラエル軍で影響力工作(情報戦みたいなもの)をやっていた人の本ですと。中国とロシアがSNS経由で攻撃を仕掛けているから気をつけろ、という内容ですが、それはアメリカとイスラエルがずっとやってきたことでは。最終章のSNS対策のところは具体的で勉強になりましたが、まあ「ふーん」ぐらいで読むべき本かと思います。2025/12/28

もっぱら有隣堂と啓文堂

13
このご時世に知らなければならないことの一つ。本邦はインテリジェンスの体制が整っていないし島国根性からなのか外国からの工作についても無頓着なので、手練れの国々からしてみれば影響を与えることは簡単だろう。人の心や脳をハッキングする悪意のツールとしてSNSが使われるという認識を持つことが大切。フィルターバブルやエコーチェンバーによりネット上で集団分極化が発生しているとされる中、自分好みにカスタマイズされてしまったSNSの内容を無批判に受容することは避け常に疑念を持つべきである。とはいえなかなか難しいだろうがね…2025/12/07

かずい

8
元イスラエル軍諜報部員がネットの認知戦について語っている。露中北が西側の民主主義国家の分断を狙い、ネットや政治家の言論を借りて分断を煽る。実際アメリカや欧州ではすでに起きている。認知戦優等生は台湾とシンガポールだそう。日本は無警戒なので要警戒。最近だと福島の汚染水騒動ではSNSでフェイクニュースや架空のアカウントで煽りを入れて分断してきたそうだ。氏の発言の中でイスラエルはハマスの情報にやられているという被害者発言があったが、いやいや身内びいきはやめてほしい。あれはいくら何でもイスラエルのやり過ぎ。2025/11/11

みじんこ

6
変わった名前の著者、イスラエルの諜報機関での実務経験のある人だった。ガザの問題等はイスラエル側の国益が前提にあるため当然そういう見方になるだろうなとも思う。中国やロシアによるSNS上の影響力工作(そもそもの影響力とは何か、交通事故の例えはイメージしやすい)、気付かないうちにそうした情報を目にしてしまっていると思い恐ろしくなる。「役に立つ馬鹿」として利用されないための具体的な対抗策等も述べられているが、法制化まで踏み込むとなると言論の自由等との整合性は確かに非常に揉めそうな論点。まずは実態の周知が必要だ。2026/01/05

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