行動経済学で「未知のワクチン」に向き合う

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行動経済学で「未知のワクチン」に向き合う

  • 著者名:佐々木周作/大竹文雄/齋藤智也
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 日本評論社(2025/08発売)
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  • ポイント 660pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784535540743

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内容説明

ワクチン接種は ナッジ すべきか? 行動経済学者と感染症学者がチームを組み、パンデミック下の「未知のワクチン」に挑んだ。コロナ危機の政策現場に寄り添いながら、試行錯誤をくりかえす。……あなたにとって「あのワクチン接種」とは何だったのか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kitten

7
図書館本。大竹さんたち、行動経済学の研究者が新型コロナワクチンの接種にどのように対応したか、という話。大竹先生、コロナの分科会に入ってたんだ。経済学者の側からみた分科会の話も面白かった。私は医療者側だけど、経済学者からはそう見えてるんだ。ナッジの有用性はどんなもんなんだろう?状況がどんどん変わっていくので、実際の効果もわかりにくくなっているような気がする。ナッジが全く効果のない層もいるみたいだし。ただ、この手の社会研究が全く実績にならないのは問題。2025/03/20

Go Extreme

2
ワクチン接種目的: 感染症発症を予防し死亡者や重症者の発生減少 社会比較ナッジ活用: 接種促進ーあなたの接種が他人の接種を後押し 高齢者・ナッジメッセージ有効 意向と行動: 接種意向ー社会の感染状況や同年代接種率に依存して変化 摂種率向上: 効果的情報提供とナッジ施策 効果と信頼: エビデンス→接種意向に影響 社会的影響とメンタルヘルス: ワクチン接種ー政府への信頼やメンタルヘルス改善 ワクチン接種による経済的効果 今後の研究と施策: 行動経済学による施策検証・フィールド実験→データ収集 変異株対応策強化2025/01/28

Ny

0
新型コロナウイルス感染(COVID-19)に対しては、日本で使用されたワクチンのほとんどがメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンで、新しい技術を用いたものであったため、当初は有効性や安全性に対する不確実性もあった。にもかかわらず、日本では他の先進国と比べても高い接種率が達成された。本書は、ワクチンに多くの不確実性が存在する中で、行動経済学の手法を用いて自発的なワクチン接種を促すことを目的とした研究者の記録である。ケーススタディとして、また当時何が起こっていたかが時系列でわかるドキュメンタリーでもある。2025/10/21

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