内容説明
【内容紹介】罪を犯した人が障害や逆境体験、生活困窮などを抱えていることは少なくない。司法や福祉にいま求められる視点や実践を取り上げる。【目次】 巻頭に バトンを渡す……青木省三 特別企画 生きづらさと犯罪――新たな支援に向けて 田島光浩 編 ●総論 現代の生きづらさとどう向き合うか――下関放火事件と伴走型支援……奥田知志 変わりゆく刑事司法――福祉との連携に向けて……林 眞琴 ●当事者の体験から コウセイラジオから見えてきたこと……芳賀美幸 僕の「生きなおし」を支えてくれているもの……クロダサトシ 当事者が当事者の「生きる」を支えるということ……市川岳仁 ●犯罪・非行の背景 剥奪と犯罪――アタッチメントの視点から……工藤晋平 SOSを出せない子どもたち……青島多津子 女性たちの生きづらさ――掛け合わされる困難……大嶋栄子 ●矯正施設や地域支援のこれから 拘禁刑の導入と刑務所の処遇――特性に応じた処遇の充実に向けて……堀内美奈子 長崎刑務所における福祉プログラムの試み……阿部百合子・田島光浩 少年鑑別所における地域援助……福永瑞恵 孤立防止とコミュニティ形成支援……池田征弘 更生保護がめざす息の長い社会復帰支援……押切久遠 最後のセーフティネットから――救護施設という居場所……齋藤誠一 重罪を犯した人にこそ更生の機会を――カリフォルニア州の終身刑と仮釈放者の声……坂上 香 論説 社会に働きかける「経験専門家」……下平美智代 新連載 混沌の中で、「私」を結ぶ――自閉スペクトラム症と精神病理学(1) 自閉スペクトラム症の精神病理学……清水光恵 連載 ケアを支える言葉と対話――こころを診る、そのまえに(7) はじめて来た人と出会うときのこと……大石 智 みえているけど“気づかないこと”――ナラティヴの向こう側(9) 語らないこと、語れないこと……山本智子 こころとキャリアの羅針盤――働く人と職場を支える(10) パワーハラスメントへの対応……松本桂樹 性暴力とわたしたち――未来を生きるレジリエンス(6) 回避症状とセルフケア……新井陽子 ほんとの対話 野島一彦『エンカウンター・グループの理論と実践』……伊藤義美 松本智子、中島美鈴『子育て中の臨床心理士が書いた産後ママの「ココロ」に向きあう本』……宮崎弘美 鴻巣麻里香『わたしはわたし。あなたじゃない。』……浅野恭子 こころの現場から クララが立った(福祉事務所)……髙野正秀 本当に理解してほしいものは(弁護士事務所)……青木志帆 伝言板