- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
企業のM&Aの動機と成果について、日本企業が明治期以降の150年間に行ってきたM&Aを題材に、理論的、歴史的に解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らっそ
8
歴史の本として興味津々で読み終える。昔、仕手筋がしていたことは、今はファンドがやってるとしか思えない。言葉ロンダリング。青年実業家がベンチャー起業家に変わったのと同じようなものかな、と本筋に関係なく思った2024/04/05
Kyo-to-read
3
日本における企業形態の変遷とM&Aの歴史を解説。学問寄りながら、財閥と持ち株会社の関係性等戦前の企業変遷等、企業史として興味深い一冊。現代のM&Aについても、主要な研究や企業改革やM&A指針等重要なイベントが簡潔にまとまっているので、教科書的に読むのがおすすめ。個人的にはMBOの構造的な利益相反を指摘し、対応指針と特別委員会及び社外取締役の重要性に対する説明をしているあたりが、論点がまとまっておりよかった。岩波新書の「敵対的買収とアクティビスト」とあわせて読むと、より出来事と変遷が追えるのでよいかも。2024/03/09
N_K
1
明治維新以降の企業の動向の一級資料。明治期のM&A黎明期からデューデリジェンスやPMIが実行されていたのが面白い。2025/01/22