平凡社新書<br> 小泉八雲 - 今、日本人に伝えたいこと

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平凡社新書
小泉八雲 - 今、日本人に伝えたいこと

  • 著者名:池田雅之
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 平凡社(2025/08発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582860887

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内容説明

2025年度の連続テレビ小説「ばけばけ」の主人公小泉セツの夫・小泉八雲について、セツとの関係や作品のルーツとなる生涯を辿る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

あきあかね

18
 本書は小泉八雲の人生をたどり、作品の淵源を探る。著者は、八雲の『怪談』は、単に人間の恐怖心を煽るものではなく、人間の根源にある存在の悲しみや孤独感、畏怖心に訴えかけるという。名もなき庶民の哀歓を描く八雲の作品は、多くの日本人に受け入れられ、さらには、人間の内面の良心に訴える普遍性は、時代や国境をも超える。「雪女」という作品ひとつをとっても、元は日本の民話や昔話であるのに、八雲の再話により、その愛憎の深さや哀切な別れは際立ち、世界文学と呼べる普遍性を帯びている。再び脚光を浴びる八雲作品を手にしたくなった。2025/10/19

ヒラP@ehon.gohon

11
朝ドラに刺激されて読みました。 期待した小泉八雲とセツの物語からはほど遠く、作家研究になっていましたが、夏目漱石との結びつき井上円了の名まで出てきて、別の面白みがありました。2025/12/10

coldsurgeon

9
「ばけばけ」が始まり、小泉八雲の名前を知りながら、その著作や事績に疎いことに気づき、まずは、と想い読み始めた。明治中期の日本社会に息づく人々の考え、習慣、風俗などに、寄り添って、文章を残した文人であった。八雲の怪談は人間の恐怖心に訴えかけるものだけではなく、昔話の基底を成している倫理観や人間の良心などに訴えかける要素が強いという。超自然なものを身近に感じることが出来る日本という湿潤な風土の感化の下で生活できたであろう。しかし、人物造形力の弱さや劇的構成力の欠如のためか、再話文学の外に出ることはできない。2025/10/02

pppともろー

7
小泉八雲と夏目漱石、井上円了との比較が特に興味深い。4歳で別れた母親のイメージを生涯追い求めた八雲。クレオールへの温かい眼差しは知らなかった。2026/01/09

くりたろう

0
ばけばけ2025/11/09

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