祥伝社新書<br> 若者恐怖症 職場のあらたな病理

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祥伝社新書
若者恐怖症 職場のあらたな病理

  • 著者名:舟津昌平
  • 価格 ¥1,056(本体¥960)
  • 祥伝社(2025/08発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396117160

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内容説明

「若者がこわい」は、職場に潜むあらたな病だった。
気鋭の経営学者が読み解く“年の功”消滅社会の正体

「コンプラ大丈夫?」「それ、ハラスメントですよ」
こんな言葉が飛び交う現代の職場では、若者に対する漠然とした恐怖が広がっている。

少子化による超・売り手市場により、年功序列のパワーバランスは逆転した。
新人を腫れ物扱いしたり、若手に過剰に忖度している場面に、心当たりはないだろうか。

そんな時代、上司や先輩社員は若手への適切な指導や対話ができずに悩み、
ときに「どうせすぐ辞める」「関わるだけ損」などと、距離をとってしまう。
こうした空気が、職場に深刻なコミュニケーション不全をもたらしている。

本書では、経営学者・舟津昌平氏が、「飲み会離れ」「早期離職」「やりがい・成長」
「ハラスメント」などのキーワードを手がかりに、職場で静かに進行する“若者恐怖症”の実態を明らかにする。
データと現場の声をもとに、通説の矛盾を暴き、世代間の不信やすれ違いの背景にある社会構造を読み解いていく。

部下のマネジメントに悩む管理職はもちろん、20代・30代にも、Z世代にも読んでほしい、
すべての働くひとに向けた、職場改善の処方箋。

【目次】
はじめに 老害になりたくないあなたへ
第1章 若者恐怖症─たとえば、飲み会恐怖症
第2章 若者論の交通整理─Z世代をたらしめるもの
第3章 そして何が問題なのか─神話の喪失、竹槍と学徒動員
第4章 離職恐怖症─若者はすぐ会社を辞めるのか
第5章 やりがい恐怖症─若者は成長しないといけないのか
第6章 ハラスメント恐怖症─若者はなんでもハラスメントって言うのか
第7章 持病とつきあっていく─いっしょに恐怖を飼い慣らす

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

本詠み人

32
東大で経営学を教える著者が、マクロなデータと若者からの聴き取りから、今どきの若者を精緻に立体的に描いた本。異世代間のコミュニケーションにも役立つ提言だと思った。一般論な思い込みで相手を判断するのではなく、目の前の人に「あなたはどうなの?」と直接聞いてみることが大切💡2025/10/24

特盛

29
評価3.5/5。若者は酒を好まないとか、すぐやめるとか、何かと言うとハラスメントと言うとか、そんなイメージに対して経営学者が実際どうなのよ、と分析する。幽霊の正体みたり枯れ尾花、の言葉のごとく、実際には存在しない「仮想」Z世代に我々は振り回されていることが見えてくる。若者だけではなく、社会や日本企業にある、そう語られてしまう構造も分析される。今のおじさんはかつて若者だったし、今の若者もすぐにおじさんおばさんになるのだ。また世間のイメージがどうより、不安なら目の前の若者に直接聞いて向き合うのが重要そうだ2025/09/30

お抹茶

6
軽い筆致だが,Z世代のステレオタイプの存在に疑問を呈する。若者が飲み会を嫌がる傾向は一概には見られないが,アルコール離れは見られる。若者の多くは,物事の本質だと思われていたことが作られたものに過ぎないという構築主義前提の教育を受けていて,他人に関わらないのも「人それぞれ」で片づける。若者の人間関係は狭く,同質化された同士を信頼し,セレンディピティが低いから,会社の問題で悩んでも相談相手が限定されて早期離職に繋がりやすい。自分と少数の周囲だけ楽しければよいという考えでは,組織である会社は機能しない。2025/10/01

Hiroshi Sugiyama

4
娘がZ世代なためか、恐怖というより、正解を求める人たちに見える。彼らの作る世の中を見てみたい。2025/10/05

2
1990年代後半に生まれた私はゆとりとして散々いじられてきてたのに、まだZ世代というくくりにいれていじられている。でも、この世代の中ではおばさんよりなので、「おじさんたちの言うこともわかるよ、、むしろ若者のことは知らないこともあるよ、、」という年齢。人による、そのとおり。おはなしがハッピーを生むんだっぴってことだよね。2025/12/31

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