集英社単行本<br> 戦争みたいな味がする

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集英社単行本
戦争みたいな味がする

  • ISBN:9784087890211

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内容説明

朝鮮戦争を生き延び、在韓米軍基地周辺で働いた著者の母は、アメリカ人男性と結婚後に渡米し、差別的な眼差しの先に置かれつづける。その背景には、人種、階級、ジェンダー、セクシュアリティにまつわる差別構造があった。朝鮮半島にルーツをもつ母娘の記憶を通して見える現代社会の論点、植民地主義、人種主義、精神疾患など複雑な難題が家族に及ぼす影響を、コリア系アメリカ人女性の社会学者が紡ぐ珠玉の回想録。2021年、全米図書賞ノンフィクション部門最終候補作。

目次

日本の読者への序文
プロローグ
第一章 戦争みたいな味がする
第二章 アメリカン・ドリーム
第三章 フレンドリー・シティ
第四章 オンマ
第五章 キムチ・ブルース
第六章 マダム・マッシュルーム
第七章 統合失調症起源
第八章 ブラウン
第九章 一月七日
第一〇章 クラスト・ガール
第一一章 いちどだけでは、愛ではない
第一二章 オーキー
第一三章 クイーンズ
第一四章 亡霊たちをカウントする
第一五章 チーズバーガーの季節
訳者あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハイボールちゃん

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第二次世界大戦から2000年代までに筆者とその母親が体験した出来事を記したエッセイ。 「食」がアイデンティティの形成に如何作用するのかが克明に描かれる。2025/08/06

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