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内容説明
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“戦争の昭和”の軌跡を正確に撮影してきた写真家、江成常夫。彼は、半世紀以上にわたって、今にも記憶が消えそうな十五年戦争(アジア・太平洋戦争)にカメラを向け続けてきた。
沖縄戦の犠牲者が逃げ込んだ洞窟の痕跡、戦後まもなくアメリカにわたった戦争花嫁、満洲に取り残された日本人戦争孤児、反戦を訴えかけるヒロシマやナガサキの被爆者、戦火の傷跡を刻んだ遺骨や遺品……。
鎮魂の意味を深く秘めた数多くの写真たち。未曾有の仕事の本質を論じながら、もう一つの戦後日本を浮き彫りにする。
目次
はじめに
第1章 鬼が哭く島
第2章 屍衣の襞/「GAMA/CAVE 霊魂がやどる聖地」
第3章 まぼろし国・満洲
第4章 共苦の思想/シャオハイの満洲
第5章 時の家族/歳月の風景
第6章 漂泊する魂/生と死の時を見つめる
第7章 霊の流れる街/ヒロシマ万象
第8章 霊性の宿りと証
第9章 「いのちのかたち」を看る
おわりに
江成常夫の年譜および主要写真集・著作
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
tecchan
1
今年89歳になる写真家江成常夫氏。一貫して戦争の昭和の軌跡を取材・撮影してきた写真家。その視点はあくまで一庶民から見た戦争、そして、いのちの大切さ。江成常夫氏の足跡を辿った本書はまさしく昭和史そのもの。2025/12/16
Naomi Araki
0
不勉強で、江成常夫さんの事を何も知らずに読んだ。多くの書物にもなっている沖縄戦、満州のこと、また、戦争下で米兵と結婚した女性達と、今まで知ってきたことと切り口が全く違い、この本自体は書物としては読みにくいものではあったが、江成常夫さんの本を取り寄せるきっかけとなった。旧日本軍が行なってきた一般市民や占領先での所業を日本人が忘れてはならないと再認識。昔の出来事だとか他人事では決してないのだと。2025/12/23




