- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
形而上学は既存のルールや秩序を疑い、世界の見取り図を丸ごと描きなおすメソッドだ。時間は存在するか。私たちに自由はあるか。物事の因果はどうやって決まるのか。同一性とは何か。この世界とまったく別の世界は存在するか――。論理学、認識論、倫理学と並び、古代ギリシア以来哲学の中心問題でありつづけてきた形而上学。その基本から最新論点までをわかりやすく解説。読んだ後には世界ががらりと違って見えてくる! 俯瞰的に、明晰に考え、メタ思考力を鍛える最良の入門書。
目次
はじめに/序章 形而上学とは何か/この章で論じること/形而上学の主題──世界の基本秩序へ/いくつかの基本秩序/形而上学の方法──モデルづくりを中心に/還元的モデルと非還元的モデル/世界の見取り図のなかに私たちを描き込む/本書の構成/コラム 「形而上学」の語源/第1章 性質と類似性/ものは性質をもち、互いに類似する/性質をめぐる問い/性質の重要性/客観的な性質と非客観的な性質/非客観的性質の諸相/客観的性質をもつということ/性質とは何か(1)──普遍者実在論/普遍者と時空世界の問題/唯名論の基本方針/性質とは何か(2)──類似性唯名論/いくつかの懸念/性質とは何か(3)──トロープ唯名論/まとめと関連トピック/第2章 因果/因果の本質とは何か/なぜこの問いが重要か/議論の方法に関する注意/近接性と先行性/因果の本質は何か(1)──規則性説/因果の本質は何か(2)──反事実条件説/反事実条件説はどのくらい有望か/因果の本質は何か(3)──確率上昇説/確率上昇説はどのくらい有望か/これまでの暗黙の前提を問いなおす/多元主義と原初主義/まとめと関連トピック/コラム 必要条件・十分条件・必要十分条件/第3章 部分と全体/部分と全体の遍在性/全体は部分の総和以上のものか/問いを明確化する/還元主義と非還元主義/非還元主義の支持理由(1)──全体がもつ「新奇」な性質/還元主義からの応答──機能的還元/非還元主義の支持理由(2)──意識/性質の多重実現/非還元主義の支持理由(3)──新たな関係秩序のなかでの存在/還元主義からの応答──多重実現の実在をめぐって/非還元主義の支持理由(4)──下向きの規定関係(下向き因果)/まとめと関連トピック/第4章 「もの」と「こと」/「物」の存在感/モノが先か、コトが先か/モノの一般的特徴/モノ主義とはどのような見方か/事態ベースのコト主義(事態主義)/事態が存在すると考えるべき理由/事態は(存在するとすれば)基礎的だと考えるべき理由/モノ主義からありうる応答/プロセス主義/プロセス主義の支持理由(1)──生物/プロセス主義の支持理由(2)──素粒子/モノ主義からありうる応答(1)──生物に関して/モノ主義からありうる応答(2)──素粒子に関して/まとめと関連トピック/第5章 時間と様相/無によって支えられる実在/時間と様相の形而上学/さまざまな可能性/可能世界という概念/他の様相概念/可能世界とは何か(1)──可能主義/可能主義への批判/可能世界とは何か(2)──現実主義(代用主義)/循環の問題/時間についての問い、二種類の時間的特徴/さしあたりの説明/さらなる課題/時間的世界のモデル(1)──B理論/B理論は時間のモデルとして十分か/時間的世界のモデル(2)──A理論/A理論の課題/マクタガートと観念論/まとめと関連トピック/第6章 人の同一性/人が同一であり続けるとはどういうことか/身体の連続性/身体とは何か/身体説への異論/こんな議論ありなの?/心理的な連続性/身体説と心理説の対照的な人間観/心理説への異論/他の選択肢──ハイブリッド説/概念工学という考え方/「人」の概念工学/まとめと関連トピック/第7章 自由/自由な行為者としての私たち/自由は実在するか/自由テーゼ/近代以降の決定論/リベットの実験/リベット実験は自由な行為の非存在を「証明」したのか/自由懐疑論証/自由テーゼを手放すことはできるか/自由意志論(リバタリアニズム)/両立論(1)──余地両立論(古典的両立論)/別のタイプの両立論に向けて──フランクファート型事例/両立論(2)──源泉両立論/自由なき世界はそこまで悪いものか──強硬な決定論(自由懐疑論)/自由なき世界のゆくえ/まとめと関連トピック/さらに学びたい人のための文献案内/あとがき/索引
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
逆丸カツハ
原玉幸子
Ex libris 毒餃子
ニッポニテスは中州へ泳ぐ
愛楊
-
- 電子書籍
- 王妃に転生したら相手は子持ち親王様でし…
-
- 電子書籍
- 禁断同居生活~イジワル御曹司の独占欲~…




