内容説明
この国の明日はどこにあるのか。
「国際貢献」という美名の裏で、誰かが犠牲になっている──
外国人技能実習制度の矛盾に直面した青年は、社会の暗部を知ることになる。
制度は誰のためにあり、正義はどこにあるのか。
現代日本の歪みを問う、痛烈な社会派フィクション。
外国人労働者問題に関心のある方必読
目次
1 発端
2 最初の仕事
3 交流大会と初めての出張
4 失踪
5 東京入管
6 不法行為発覚
7 行動
8 後始末
9 国会論戦
10 JANOBO
11 再度の転機
12 JANOBOからJANOAへ