内容説明
守るべき未来のために、僕らは立ち上がる。
「正義のために苦しむ人が生じるなら、私はそんな正義を欲しません。」
戦禍に直面しながらも平和を願い、ひたむきに生きる若者たちの物語。
青年・三郎は、学生生活を謳歌する中で出会った弥生という女性に心惹かれながらも、明確な思いを伝えられぬまま卒業を迎え、県庁職員として充実した日々を過ごしていた。
そんなささやかな日常とは裏腹に、隣国との国境紛争は激化の一途をたどっていた。
一年越しの再会を果たした三郎と弥生。二人の元にも、戦争の影が徐々に忍び寄る。
なぜ人々は争うのか。戦争の先には、どんな結末が待っているのか。
彼らはそれぞれの決意を胸に、平和を取り戻すべく動き始めるのだった――。
目次
第一章 靖男からの手紙
第二章 三郎の帰郷
第三章 弥生の憂鬱
第四章 三郎の出発
第五章 弥生の出発
第六章 弥生と三郎の再会
第七章 戦況
第八章 玉枝と至の門出
第九章 戦火拡大
第十章 和解・新しい時代に
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