内容説明
「憂国の士」であり、政界、財界のフィクサーとして名を馳せる前嶋が世界最大級のコンサルティング会社「LAC」日本支社を訪れた。用件は「20年、30年先の日本がどうなるか調査してほしい」というもの。命を受けたLACの津山は調査をはじめるが……。少子高齢化、AIの進化による職業寿命の短命化、地方の過疎化、優秀な若者の海外流出――。明るい材料が何一つないなか、津山が出した結論とは。そして、こんな国にしたのは誰なのか。すべての政治家、すべての財界人、そしてこれからの日本を背負う若者必読の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coolgang1957
43
未来のことを予測することなんて絶対できないはず。できるのは今現在、ある人が何をしようかと考えて、それに向けてどんな行動をとってるかを集めていく。その人が確かな人なのかを見極めることで何処に進ませようとしてるかのデータを集積していくってと自ずから現れるでしょね。まあ見極め方の違いで様々な進路が出ると思うけどそれも比較したらええねん🧐…と、思いましたけど楡さんもお年寄りになったよな、結局未来の想像は無く、ほぼネットに出てる見解でしたね、あー昔は良かった💧いやいやお前も同年代やないかっ\(^-^ )💦2025/08/31
コニタン
5
高齢者となった私は、20年後自分の会社は多分消滅している。今さらベンチャー出来る能力、気力も無い。あと何年自分の会社が生き残るかなぁ。今現在、自分の会社に借金が無いのは救いだと税理士に言われました。日本は限界国家に向かっている。2025/09/11
chika's
2
日本の人口はわずか15〜25年後には1億人を割りその後も減り続けるって。しかも超高齢者社会。いまさらだけどなんでこうなった?本書にも書かれているけどChatGPT先生に聞いてみた。あー、なるほどね。で、日本どうなるんだろう。もうすぐ高齢者の仲間入りする自分はどうすればいいんだろ。2025/08/20
キョウ
1
これから日本はどのようになっていくのか?ではなく 日本をどのようにしていくのかをみんなで考えていける日本国にしていきたいと思いました。 若者の考え方や、数字と多くで出来てとても勉強になりました。2025/09/17
こいきんぐ
1
将来どうなるかは誰にもわからないが現在から予想はできる。とりあえず希望が見えない環境を生み出したやつらが責任を取ることないから黙って退場して欲しい。神津もたいがい頭悪いけどコンサルをそんなレベルで作者は見てるのかな?と思った2025/09/14