最後のあいさつ

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最後のあいさつ

  • 著者名:阿津川辰海【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 光文社(2025/08発売)
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  • ISBN:9784334107451

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内容説明

30年前の国民的刑事ドラマ『左右田警部補』。最終回目前に、主演俳優・雪宗衛が妻殺しの容疑で逮捕され、打ち切りとなる。「日本で最も有名な刑事」の逮捕劇に日本中が熱狂する中、雪宗は緊急記者会見を開き、役柄さながらに真犯人の正体を暴く“推理”を披露する。雪宗は無罪を勝ち取るも、世間の目は厳しく疑惑は完全には晴れなかった。時を経て、同様の手口の殺人が確認された今、関係者の時間が再び動き出す──。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

180
ミステリ作家は自分が好きなものを詰め込んで煮込んで凝縮したような小説をしばしば書くが、本書は特に冒頭からラストまで阿津川辰海印で埋め尽くされている。国民的ドラマを事実上取り入れるハチャメチャなアイデアを思いつく人も、実際に書いてしまう人も他にいるまい。この過剰なまでに思い入れたっぷりな設定を容認できるか否かで評価は分かれるだろうが、あえて断行した潔さを買いたい。最後に明かされる真相はいささかショボいものの、主演俳優へのリスペクトが強く感じられる出来栄えといえる。にしても、まさかドラマ化されないでしょうね。2025/09/10

星群

93
ぇええ!この人って!?読んでる間、終始あの人がチラつきました。遊びましたか、阿津川さん。笑。主要参考文献に、バッチリあの番組名がありますね。まぁ、確かに事件究明は引っ張るんですが、正直なところ真相は尻すぼみな感じがします。こうなったら、阿津川さんが脚本を書いたあの番組が見たいですな。2025/10/25

雪紫

71
妻殺しで捕まったのは完結を控えた国民的刑事ドラマの主役雪宗衛。捕まった彼は別の連続殺人鬼を真犯人として告発。30年後、同様の殺人事件が起こり・・・ノンフィクション作家と幼馴染の記者が行き着くものは?どう見ても相棒オマージュドラマにニヤリとさせられつつ、主人公コンビの掛け合いや雪宗衛という「俳優」と「左右田警部補」という名のヴェールや問いに自然と引き込まれる。ある意味、予想通りでありながら、この物語らしい結末。「左右田警部補」を執筆する予定は阿津川さん・・・ないんでしょうね。2025/09/02

オーウェン

65
これまでの阿津川さんとは一味違う展開の本格もの。 人気だったドラマの「左右田警部補」の最終回直前、主演の雪宗衛の家から妻が殺害されたとの電話が。 警察に自分が殺したと自白し、最終回は放映されず仕舞い。 だが雪宗は自身の推理で無罪を勝ちとってしまう。 これに疑問を抱くのが風見と小田島の作家コンビ。 その後も殺人は続くのだが、果たして真犯人は誰なのか。 まあ予想通りではあるのだが、雪宗を含めたドラマや制作過程に引き込まれる。 こういう終わり方も阿津川さんには珍しい形だった。2025/10/28

アーちゃん

57
初出「ジャーロ100」(2025年5月)。30年前の刑事ドラマ『左右田警部補』最終回放送前に、妻殺しで主演俳優が逮捕となるが、のちの記者会見で”推理”を披露し真犯人が捕まり俳優は無罪に。そして未公開のまま幻の作品となった「最後のあいさつ」。犯人の死刑執行後の30年後に同様の手口の殺人事件が起き、作家の風見が取材をするが。表紙からわかるようにあのドラマのあの警部補殿が脳内出まくり。そういえばあのドラマでは相棒が犯罪者というシーズンもあったし。阿津川さんの刑事ドラマへの思い入れがつまったような作品。2025/12/01

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