内容説明
8月、Netflix映画が配信! 人気ミステリの文庫化
高齢者施設内の開発を巡って住民は反発していた。ある日、経営者が殺害され、推理好きの住民が集う「木曜殺人クラブ」が動き出す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
539
気になっていたシリーズが文庫化されたので、すぐに購入はしていたが読み終わったのは今になってようやく。キャラクターの魅力やテンポの良い会話は申し分ないが、謎解きとしてはややパンチが弱い。素性がイマイチはっきりしないエリザベスが、よくわからないコネクションを利用して一段飛ばしで調査を進めていくので、事件調査のスリルはまったくない。シリーズが続いて人物の魅力が減じてくると、中盤の中弛みが強くなりそうな印象。犯人の設定も、一作目でこのカードを切ってしまうと、次作以降大丈夫か?と思う。刑事コンビは好き。2025/10/29
goro@the_booby
51
未解決事件を洗い直すクラブだなんて、それがリタイアした面々というところが微笑ましいと思いつつ読み始めたが、施設に関連して事件が起き始めると様々な人の忘れられずに秘めてきた過去がよみがえる。事件を解決するために手玉に取られるクリスとドナの警察官コンビ。謎めいたエリザベスをリーダーに冴えわたるクラブの4人。人生の佳境を迎えた彼女、彼らの解決の仕方は賛否あるだろうが胸にしまって落着。エリザベスお婆ちゃんはどんな人生を歩んできたのでしょうかシリーズが楽しみです。2025/11/06
Shun
34
シリーズ1作目が文庫化。「木曜殺人クラブ」とは目を惹くタイトルだが、高齢者用施設の入居者たちが未解決事件を推理して楽しむための木曜日の催しのこと。こんなテーマを嬉々として余生の楽しみとするお年寄りたちだが、現役時代はそれぞれが各分野のプロフェッショナル。唯一人クラブの主導的立場のエリザベスだけは経歴が明かされず、時折見せる非凡な駆け引きの手腕から相当なやり手だったことが窺えるくらいである。自ら老人アピールをし相手を油断させたり警察すら協力者に引き込む。侮っていたらそれは既に彼女の術中にあるということだ。2025/08/17
ちえり
23
Netflixで視聴。吹き替え版。やっぱりすごい高級老人ホーム!さすがイギリス。ストーリーは映像化にあたってかなりコンパクトにされた感じ。そのおかげでテンポ良く進み、読書中感じた冗長的な描写もかなりカットされ、良かったと思う。ジョイスがしょっちゅう焼いているケーキが、残念ながらワタシにはあまり美味しそうには見えなかった。デカすぎるせいかも。2025/09/02
kaoriction
19
Netfrix映画を観て原作があると知り読んだ。著者デビュー作でイギリスでは異例のスピードで100万部を突破。全英図書賞の年間優秀著者賞も受賞したという。これは映像化あるあるで、原作の方が良いパターン。ただ、中盤以降は映画より入り組んだ事件が背景にあり、ペニーの秘密もなんだかスッキリしなかった。とはいえ映画も原作もシリーズの続きが楽しみではある作品。とにかく元気で楽しそうなジジババ四人組。ジョイスの作るケーキが美味しそうったらありゃしない。そして、どんなことがあろうとも、かなしいかな人生は続くのよね。2025/09/21




