内容説明
第10回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作
西暦80万2700年、人類滅亡後の地球。異種族に再生された歴史上の文豪たちは、永遠に小説を書き続けていた。果してその目的とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
23
西暦80万2700年、人類滅亡後の地球。高等知的生命体「玲伎種」は人類の文化を研究するため、蘇生した歴史上の名だたる文豪たちに小説を執筆させるSF小説。不老不死の肉体を与えることと、彼らの願いを一つだけ叶えることを代償に文豪に執筆させるものの、玲伎種による〈異才混淆〉の導入によって、自己の作風と感情を混ぜ合わされ、数万年にわたり歪んだ共著を強いられることで才能を枯渇させていく作家たちの狂気。壮大なスケールで積み重ねられてゆく描写の中で、作家にとって小説や創作とは何か、その本質を問い続けた展開は圧巻でした。2025/08/07
ソラ
9
【読了】D 形はSFではあるものの哲学書を読んでるような感じ。自分にとっては雰囲気をの楽しむ作品。2025/08/25
Simon
4
世界観の壮大さと過酷さに読む手が中々進まなかった。実際、登場作家たちの連続紹介ページが続き、話が進まなかった部分も多かった。小説を書く事の意味がテーマだったと思うが、哲学的なやりとりが行き交い、結局読了後もつかめていない。難しかった。読み心地は他作にないものがあったので新鮮な読書体験だった。2025/10/23
ハリガー
3
これは凄い。いまの私を抉るような心地良さ。本屋でたまたま見かけて、なぜか惹かれて。あのとき、手に取って本当に良かった。2025/09/22
ソラ
2
【再読】2025/09/13




