広島のともしび: 原爆小頭症「きのこ会」と記者・秋信利彦

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広島のともしび: 原爆小頭症「きのこ会」と記者・秋信利彦

  • 著者名:平尾直政【著】
  • 価格 ¥2,112(本体¥1,920)
  • 地平社(2025/08発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784911256275

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内容説明

記者はなぜ「報道しない」道を選んだのか?

原爆被害者を守るため、自ら報道することを封じた反骨の記者がいた。報道と支援の狭間で揺れながらも当事者に寄り添い、核被害を告発し続けたジャーナリスト・秋信利彦と原爆小頭症被爆者家族の会「きのこ会」の60年の記録。

推薦 永田浩三(ジャーナリスト・武蔵大学名誉教授)

「自ら伝えることを封印し、小頭症の当事者や家族をメディア攻勢から守り、盾となろうとした記者・秋信利彦。昭和天皇への渾身の質問の背景に、どんな願いが込められていたのか。そして封印を解き、放送で伝えようとしたものは何だったのか。ジャーナリストだけでなく、核兵器の罪に思いを馳せる全ての人に読んでもらいたい。」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

東京には空がないというけれど・・・

4
広島には、2つのともしびがあるという。ひとつは、平和公園にある「平和の灯」。これは「核兵器が地上から姿を消す日まで燃やし続けよう」と設置されたものだという。もうひとつは「燈燈無尽」のともしび。被爆体験の苦しみと記憶を、1本のろうそくが消えそうになれば、次のろうそくにつないで、無尽に継続していこうというものだという。さらにこの本には、2つのテーマが含まれている。1つは母親の胎内で被爆して産まれた原爆小頭症の問題。もう1つは、ジャーナリズムのあり方の問題である。2025/08/14

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