大統領に告ぐ 硫黄島からルーズベルトに与ふる書

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大統領に告ぐ 硫黄島からルーズベルトに与ふる書

  • 著者名:門田隆将【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 産経新聞出版(2025/07発売)
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  • ISBN:9784819114585

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内容説明

忘れかけていた日本人の心が震える

昭和20年、戦いを終えるにあたり彼は決然と米国大統領に日本人の物語を伝えた。
本書は、80年前の昭和20年3月、玉砕する硫黄島で、日本の海軍司令官、市丸利之助少将がしたためた一通の手紙のことを描いたノンフィクションである。

<日本海軍、市丸海軍少将、書ヲ「フランクリン ルーズベルト」君ニ致ス。我ガ戦ヒヲ終ルニ当リ、一言、貴下ニ告グル所アラントス〉

こう始まる手紙は、日本の立場、大東亜共栄圏の意味、天皇の平和を願う思い、アングロ・サクソンの欺瞞、西洋諸国による人種差別、スターリン率いるソ連との協調の危うさ……等、あらゆる角度からルーズベルト大統領の目を開かせようとするものだった。

日本人がこの80年で失ったものは何なのか。そして、これからの日本人に必要なものは何か。
80年前の玉砕の島・硫黄島において、突撃前に市丸少将が行った最後の訓示、「百年後の日本民族のために殉ずることを切望する」の意味とは何か。

手紙を書いた少将、命をかけてこれを翻訳した20歳のハワイ生まれの日系二世、その英文と和文を腹に巻いて突撃し、死して米軍に届けた通信参謀、彼らの意思と行動の理由が今、明らかになる。
百年後へ、日本人の魂をつなぐノンフィクション。


【主な目次】
はじめに
プロローグ
第一章 始まった史上最大の激戦
第二章 硫黄島「海軍司令部壕」
第三章 ルーズベルトに与ふる書
第四章 命をかけた翻訳
第五章 壮烈な最期
第六章 米紙が報じた「大統領への手紙」
第七章 唐津の風雲児
第八章 「予科練」生みの親
第九章 戦後の苦難
第十章 伝わってきた「偉業」
第十一章 腹に巻いて突撃した「父」
第十二章 父の遺品を探しあてた息子
第十三章 ホノルル生まれの英雄
第十四章 変わりゆく「歴史的評価」
エピローグ
おわりに

【著者プロフィール】
門田隆将(かどた・りゅうしょう)
作家、ジャーナリスト。1958(昭和33)年高知県安芸市生まれ。中央大学法学部卒業後、新潮社に入社。『週刊新潮』編集部に配属、記者、デスク、次長、副部長を経て、2008年4月に独立。『この命、義に捧ぐ─台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(集英社、後に角川文庫)で第19回山本七平賞受賞。主な著書に『死の淵を見た男─吉田昌郎と福島第一原発』『日本、遥かなり─エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」』『太平洋戦争 最後の証言(第一部~第三部)』『汝、ふたつの故国に殉ず』(角川文庫)、『なぜ君は絶望と闘えたのか─本村洋の3300日』(新潮文庫)、『甲子園への遺言』(講談社文庫)、『疫病2020』『日中友好侵略史』『尖閣1945』『新聞という病』(産経新聞出版)などベストセラー多数。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

チャリー・コグコグ

16
硫黄島陥落時、ルーズベルト大統領に宛てた書簡を現地にいた海軍のトップ(市丸利之介少将)が書いていたこと。それをハワイ日系2世の兵曹が英語に訳していること。書簡にてアメリカの帝国主義への批判が的確なこと。書簡が今もアメリカで現存していること。 アメリカの最強陸軍部隊第442連隊戦闘団のこと。 知らないことばかり。 プロローグにて「戦争は片方だけが悪い、正しいということはない」という一文が強烈な印象。2025/11/10

hideto

7
太平洋戦争の中でも激戦地の1つである硫黄島。これまでも、映画やノンフィクションでどれほどの戦いだったか知っていたつもりでした。陸軍の司令官、栗林忠道は有名ですが、一方で海軍の司令官市丸利之助は初めて聞く名前。しかも、時のアメリカ大統領のルーズベルトに手紙を送っていたとは。知らないことばかりです。そんな手紙にまつわるノンフィクション。あの激戦の中、手紙が紛失せず、アメリカ軍に渡り、保管されていたのは奇跡というしかありません。そんな奇跡の物語を知ることができ、よかったです。2025/10/29

Cana.t.kazu

6
 個々の方の心情は胸が熱くなり,涙を誘うものばかりでした。 ししかし,そこから作者が導き出そうとする全体のプロットはかなり無理があるものもあり,中には全く共感できないものもありました。2025/08/09

たつ

3
硫黄島で玉砕を目前にして市丸少将がルーズベルト宛に残した遺書の話 戦時中にこのような的確な世界観を持ち、それを残し、大統領宛に残した彼と翻訳した三上さんに敬意を表します2025/09/21

トト

2
太平洋戦争末期、硫黄島で最期の時を待つ市丸海軍少将は一通の書を遺す。ルーズベルト大統領に対してしたためた手紙。それを英訳した、通信隊として傍受を担当していた日系二世三上兵曹。その書を腹に巻き決死の突撃をした村上参謀。奇跡的な物語のような話だが、現物が残り、生還した人達の証言もある、歴史的な事実。戦線にいた人がそのように考え、相手国に訴えようとしたことの驚きと、また壮絶な最期と強い意志に心揺さぶられます。死ぬ覚悟で戦争と対峙する国、マウントを取るために武器を見せつけ挑発する国。正義とはなんぞや2025/11/19

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