内容説明
窒息するほどの百の恐怖
不穏と幻惑と戦慄渦巻く怒涛のクダマツ怪談100話!
天井に開く不気味な穴から覗く――
何が 迎えに 来るのか?
次は いったい 誰を? 「天棺」より
怪異や不可思議、奇妙で残酷な100の忌まわしい怪談が詰め込まれたクダマツヒロシの最新作。
・引っ越した新居に置かれていた包丁を手にして以来…「包丁」
・公園の砂場で息子が掘り出したのは…「砂場の面」
・幼い頃に亡くなったクラスメートとの捩れた記憶「人魚になりたい」
・何でも屋のバイトで訪ねた先での奇妙な出来事「臨月なんで」
・肝試しで入った廃屋にあった玉座と座布団「女王の部屋」
・建物の天井に開く不気味な穴の正体「天棺」
・村にあった一軒の家が忌み嫌われた理由「家族小屋」など。
100本の怪異の糸は捩られ編まれ、やがて読者を逃げ場のない恐怖へと覆いこむ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
59
実話怪談集。ああこれは良い。日常の延長にある行為といった物に何時しか穴が開いてそこから理不尽が垣間見えているという話ばかりで、派手さはないが岩場から水が染み出ているように嫌さが染み出ている。特に印象に残ったのは「包丁」かなあ。包丁を手に取った人の心理の移り変わりが違和感なく、うっかりすると読者もそれに巻き込まれている記述は凄い。他にも「折り鶴を捌く係だった頃」「時軸矯正塾」「バラマシ誘拐事件」といった幼いころの記憶が得体の知れないものに通じているようなのも好きかな。短いながらも嫌さが染み出て好みでした。2025/10/22
eyemu
12
凄いパンチラインが残るよね。 特に「あがれませんでした」は頭と心に残り過ぎて、とても嫌だ(褒め言葉) どうやっても成仏できてないイメージしかできない。 あの嫌な感じは、この一冊の中で一番だった。2025/08/13
澤水月
8
イイ! 勁文社時代の「超怖」のようなエグい人コワ、理不尽な話、80〜90年代の学生が語らってたような懐かしさ覚える不思議話が混在してる。黒木平山が授賞したと知り納得、他の単著も読む。読了9/272025/10/04
讀。
3
短編でサクサク読みやすくて。どろっと冷たさを感じた。2025/09/14
-
- 電子書籍
- 復活新版「宇宙銀行」から好きなだけ♪お…
-
- 電子書籍
- 東京カレンダー - 2014年1月号




